タイで2番目の参拝者数を誇るお寺、ワット・ソートーン。
このお寺はバンコクから車で約1時間半のチャチュンサオ県にあり、もう一つ有名なのが、ピンクのガネーシャが祀られているワット・サマーン・ラッタナーラーム。
ピンクのガネーシャとワット・ソートーンは車で約30分で行ける距離なので、セットで行くのがおすすめです。
実は、タイ人の間では、こちらのワット・ソートーンの方が人気があり、ご利益があることで有名です。
実際に私は、ピンクのガネーシャには2回しか行ったことがありませんが、このワットソートンにはもう何回も、タイ人夫に連れられて参拝に来たことがあります。
この記事では、タイの最強パワースポットとも言えるワット・ソートーンをご紹介していきます。
- ワット・ソートーン 場所・行き方
- ワット・ソートーンとは?ご利益は?
- ワット・ソートーンでの服装・マナーは?
- ワット・ソートーンの新本堂で参拝
- 願い事が叶ったらタイの伝統舞踊でお礼のご奉納をする
- お寺の前には昔ながらの市場も!
- ワット・ソートーン まとめ
- ワット・ソートーン 基本情報
ワット・ソートーン 場所・行き方
チャチュンサオ県のバンパコン川沿いに位置するお寺、ワット・ソートーン。
先述しましたが、バンコクから車で約1時間半で行けるので、バンコク日帰り観光にもおすすめ。
ツアーを利用して行く
私たちは、普段は車で行きますが、今回は下記のツアー会社のパッケージ(ドライバーさん付きの車をチャーター)で行きました。
https://tripull.asia/tour/watsaman-taxi/
ワット・ソートーンの他に、ピンクのガネーシャにも寄れるパッケージです。
ドライバーさんはとっても感じが良い方でした。
毎日日本人観光客を乗せてる、とのことだったので、日本人慣れしているドライバーさんでした。
宿泊先に朝9時(実際は7時ごろに到着!笑)に来てくれ、帰りは宿泊先ホテルに17時ごろに到着しました。
タイ国鉄を利用して行く
以前、タイ国鉄チャチュンサオ駅まで列車で行き、そこから駅前に停まっているトゥクトゥクを利用して行ったこともあります。
上記の路線図のタイ国鉄東本線(パタヤ方面/緑色)に乗ってくださいね。
パヤタイ停車場やマッカサン駅、アソーク停車場などを通過しますので、ご自宅から一番近い国鉄に乗って行けます。
所要時間約2時間半
ワット・ソートーンとは?ご利益は?
以前はワット・ホン(白鳥の寺)と呼ばれていた
ワットソートーンは、アユタヤ時代後期の1764年に建てられ、以前は「ワット・ホン」と呼ばれていました。
「ホン」はタイ語で白鳥を意味しますが、これは寺院内に白鳥の柱(ポール)があるからです。
上の画像の手前から2番目の金の柱に、白鳥らしき鳥がいますが、きっとこれのことだと思います。
ゆで卵をご奉納 ご利益は?
ワット・ソートーンは無病息災にご利益があるとされており、ゆで卵をご奉納することでも有名です。
なぜゆで卵をご奉納するかというと、昔の人がこのお寺で「願いが叶ったらゆで卵を奉納します」と祈願したのが定着したのだとか。
ゆで卵は多いほど願いが叶いやすいと言われています。
ちなみに参拝が終わったら、卵は持ち帰り、家族や周囲の人に配って食べます。
タイ人女性の間では、子宝に恵まれるご利益があることでも有名です。
大理石を使用した新本堂
1996年にラマ9世(プミポン前国王)がこの寺院に参拝に来たとき、お寺の老朽化を目にし、それがきっかけで寄付を集い、この白い立派な新本堂を建てたそうです。
特徴的な屋根の形はモンドップ型といい、ラタナーコーシン様式の建築で、本堂内には大理石が使用されています。
亀や魚などの海洋生物が描かれた本堂内の大理石の床。
豪華ですね。
ワット・ソートーンは旧本堂の方が参拝客が多い?!
新しく建てられた新本堂の他に、旧本堂も未だに残っており、タイ人参拝客が多いのは旧本堂の方で、ほどんどの参拝客が旧本堂にゆで卵を奉納に来ます。
今回は新本堂での参拝のみでしたので、旧本堂での参拝の様子は過去の記事をご覧ください。
ワット・ソートーンでの服装・マナーは?
服装
タイの他のお寺同様、ワット・ソートンでも露出の多い服は控えましょう。
それがタイのお寺参拝時の最低限のマナーになります。
女性であれば、ノースリーブなどの肩が出る服は避け、丈の短いスカートや短パンはNGです。
靴は脱ぐ
本堂内は土足厳禁です。
靴は必ず脱いでから入るようにしましょう。
写真撮影
お寺によっては本堂内撮影禁止のところもありますが、ワット・ソートンは本堂内も撮影OKです。
ですが、まずきちんとお参りをし、その後に撮影するのがタイのお寺でのマナーです。
本堂内では低姿勢を心がける
本堂には仏陀が祀られている神聖な場所です。
タイでは、目上の人を敬うという文化が根付いており、例えばご老人が車椅子や椅子に座っていて、その人と話すときは、自分がその人を見下ろさないように必ずしゃがんで
自分の方が高くならないようにします。
仏陀の前では尚更で、本堂内を歩くときは低姿勢でかがみながら歩き、仏陀像近くに来たら膝立ちで歩くのがタイのお寺でのマナーです。
周囲のタイ人参拝客の方達の様子をよく見て、それに見習って行動すれば問題はありません。
郷に入っては郷に従え、です。
その国の文化を尊重した行動を必ず心がけましょう!
ワット・ソートーンの新本堂で参拝
お布施をし、お供え用の花を受け取る
本堂の入り口にはお布施ボックスがありますので、ここでお布施します。
金額が記載してあるお寺もありますが、ここはありません。
その場合はその人の気持ち次第。
私はいつも大体20B〜100Bほどをお布施していますが、1Bでも1,000Bでもいくらでも構いません。
ちなみに上の画像のお布施ボックス隣のテーブルでは両替ができます。
お布施をしたらお花を受け取りましょう。
本堂内で参拝
本堂内ではまず座って、お花を持って手を合わせ、お参りをします。
先述しましたが、歩く時はかがみながら歩くように心がけましょう。
その後、お花を仏陀像前にお供えし、正座をして、頭を床につけるように3礼するのがタイのお寺での参拝方法です。
周りのタイ人参拝客の真似をして、正しいお参りの仕方をしましょう!
中央の坐像、ソートーン大仏は、このお寺の名称にもなっており、バンパコーン川に漂流してきた三体の仏像の一つとされています。
無病息災にご利益のあるとても神聖な仏像です。
しっかり手を合わせてお参りをしましょう。
願い事が叶ったらタイの伝統舞踊でお礼のご奉納をする
タイの文化では、もし願い事が叶った場合には、その願い事をしたお寺に再度赴き、お礼のご奉納をしに行くという文化があります。
ワット・ソートーンでは、そのお礼のご奉納を、タイ伝統舞踊を踊り子さんたちに踊ってもらい、それをご奉納するという方法もあるんです。
チットロム駅近くのエラワン廟も同じく、タイの伝統衣装を纏った踊り子さんが踊ってるのを見たことがある方がいるかもしれません。
上の画像がその踊り子さんたちがいる場所の入り口です。
ワットソートーンの向かいには市場があり、その横あたりに入り口がありました。
この写真の中の座っている方のどなたかが、お願い事が叶ったんでしょうね。
嬉しいですね!
踊ってもらうには、もちろんお布施として料金を支払います。
ここではビデオ撮影は禁止です。
お寺の前には昔ながらの市場も!
ワット・ソートーン前には、通りを挟んでこのような昔ながらの市場が広がります。
昔ながらのタイのお菓子などが売っているので、すごく楽しいですよ!
これは、「カノム・チャーク・マップラオオーン」。
ココナッツの果肉、もち米粉、ココナッツシュガーなどを混ぜたものを、バイチャークという葉に包み、炙り焼きにしたタイのお菓子。
ココナッツの果肉がいい噛み応えとなり、素朴で自然な甘さが口に広がりでます。
お土産に買っていきました。
1束30B、4束100B。
この他にも、興味深い食べ物がたくさん売ってるので、ぜひ併せて覗いてみてください!
ワット・ソートーン まとめ
バンコクから日帰り観光もできるワット・ソートーン。
外観も白が基調で美しいですが、新本堂内のソートーン大仏、そして大理石を使用した寺院内も見応えがあります。
このお寺に来たら、ぜひピンクのガネーシャも近くにあるので、セットでお参りしに行くのがおすすめです。
タイの寺院を巡って、良い運気をもらいましょう!
ワット・ソートーン 基本情報
所在地
134 Thep Khunakon Rd, Na Mueang, Mueang Chachoengsao District, Chachoengsao 24000
電話
038-511-048
拝観時間
月ー金 7:00-16:30
土日 7:00-17:00
Webサイト