先週の日曜日、チャチュンサオにあるタイ人にはとても有名なお寺、ワット・ソートーンへ行ってきました◎
タイでは、誕生日にはタンブン(お寺でお布施)するといいと言われています。ちょうどわたしの誕生月でもあったので、少し遠出して特別にチャチュンサオまで行ってきたわけです。
正式名称はWAT SOTHON WARARAM WORAWIHAN(ワット ソートーン ワララーム ウォーラウィハーン)と、まぁとっても長い名前なので、みんなワット・ソートーンと呼んでいます。
私達は車で行きましたが、以前はフアランポーン駅から電車に乗ってチャチュンサオ駅まで行き、駅前にいるトゥクトゥクに乗ってきた覚えがあります。あとトゥクトゥク以外にもワット・ソートーンへ行くソンテウもあるようです。
バンコクからは1時間から2時間で着きます。
チャチュンサオのお寺で日本人に有名なのは、ピンクの涅槃像のガネーシャがいる、ワット・サマーンラッタナーラーム。SNSでもよく見かけます。
ピンクだし大きいし、インパクト大ですもんね。
でも、タイ人の間では、ワット・ソートーンの方が有名なようで、私ももう何回かチャチュンサオに来ていますが、いつもワット・ソートーンへ連れて行かれ、ピンクのガネーシャはまだ一度も行ったことがないんです・・・。一度、Oちゃんにピンクのガネーシャにも行ってみたいよ!と言ったら、え?どこにあるの?って言ってた。知らないのかなぁ。きっとこれからも行くことはないのだろうな。
ワット・ソートーンは、アユタヤ王朝末期、1764年に建てられた、古く長い歴史のあるお寺です。
ラタナーコーシン様式の建築で、外観はタイのお寺にしては珍しく白、それに金の装飾が施されています。まるでお城のような立派なお寺です。
大理石の本堂には、特に無病息災にご利益があるといわれている、ソートーン大仏が祀られていて、地元や各地の参拝者でとても賑わっているお寺です。
上に載せた地図を見てもらうとわかると思いますが、バーンパコン川沿いにこのお寺はあります。タイのお寺って、川沿いにあることが多いです。
「川」は、タイ語で「メー・ナーム」といい、メーは「母」。ナームは「水」です。他にも、「ボリサッ(ト)・メー=本社」という意味で「メー」が使われていたりします。メー(母)はタイ人にとっても偉大な存在です。そしてかつてタイ人の生活には欠かせなかった、命をつなぐ「川」を、メー・ナームと呼ぶのも、お寺が川沿いにあるのも何か深い意味があるのだろうなぁと思ったりします。
本堂の中です。本当にたくさんのタイ人参拝客で賑わっています。
中央に祀られているのが坐像のソートーン大仏です。ソートーン大仏はバーンパコン川に漂流してきた3体の仏像の一つなんだそうです。
そして、ワット・ソートーンを出てすぐ隣には、もう一ヶ所お参りする場所があります。
こちらもたくさんのタイ人参拝者がお参りしています。
お参りした後に金箔を仏像に貼り付けます。
タイでのお寺の参拝の仕方は以前書いた下記のブログを参考にしてくださいね。
[blogcard url="http://blog.exotica-closet.jp/how-to-visit-a-shrine-in-thailand"]
お参りが済んでから、近くには市場があるので市場散策しました。
市場の写真はこれしか撮ってませんでした・・・。食べ物が多いです。あとはお寺の横にはお守りがたくさん販売されています。私達も車用に一つ買いました。
あと、Oちゃんが誕生月だしチャチュンサオのお寺まで来たことだしと、私用にお守りを買ってくれました。タイの身に付けるお守りって、仏像が多いのですが、私は二羽の鳥が紐で結ばれていて、ハート型になっているお守りを買ってもらいました。あまり見かけることのない珍しいものです。これはノック・サーリカーと呼ばれるものらしく、(ノック=鳥)Oちゃんの説明だと、話すことが全て真実になる、といった意味らしいです。このノック・サーリカーにまつわる良いお話もあるそうなんですが、ネットで調べても出てこないので、いつかちゃんと調べてみようと思います。
お寺に来ると、まずその建築様式にタイの歴史を感じたりするのですが、私一回もタイの歴史をちゃんと学んだことがないんですよね。なんとなく最近タイの歴史に興味が湧いてきたので本を読んでみたり、バンコクにはけっこう博物館もあるので行ってみようと思います。
次回の記事は、このチャチュンサオで出会った素敵なカフェを紹介したいと思います☆
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