バンコクのスワンナプーム空港には、プライオリティパスがあれば無料で利用できるラウンジがいくつかあります。
今回はその中の一つ、国際線制限エリア内にあるコーラルラウンジ(The Coral)をご紹介します。
とても広く優雅な雰囲気で、落ち着いてゆったりできるラウンジ。
お料理やアルコールの種類も豊富でした。
ちなみに、エアアジアのVIPサービスが受けられるレッドカーペットの、スワンナプーム空港国際線の指定ラウンジもコーラルラウンジです。
それでは、さっそくご紹介していきます。
- コーラルラウンジ 場所・行き方
- コーラルラウンジ 雰囲気
- コーラルラウンジ 料理・バーカウンター
- 実食
- コーラルラウンジ お手洗い
- プライオリティパスなら楽天プレミアムカードがおすすめ
- コーラルラウンジ まとめ
- スワンナプーム空港 国際線コーラルラウンジ 基本情報
コーラルラウンジ 場所・行き方
今回ご紹介するコーラルラウンジ、正式名称は「The Coral Finest Business Class Lounge」。
場所は、上の画像の赤枠部分、スワンナプーム空港国際線3Fのイーストサイド、コンコースDにあります。
「The Coral First Class Lounge」と隣接していますが、プライオリティパスで利用できるのは、前者の方になります。
ちなみにコーラルラウンジは、スワンナプーム空港の国内線にもあります。
行き方は、4Fのパスポートコントロール(出国審査)を出て左手に向かい、一つ下の階に移動します。
移動中も、大きな看板に「Coral」の表示(上の画像の右下)があり、初めて行く方でもわかりやすいので、迷うことはないと思います。
出国審査後、コーラルラウンジへ向かうとまず最初に現れるのがファーストクラスのコーラルラウンジ。
「The Coral」の下に小さく「First Class Lounge」の表記があります。
このラウンジではシャワールームやベッドルームも用意されています。
ですが、残念ながらプライオリティパスでは無料で利用できません。
もう少し進むと、プライオリティパスで無料で利用できるコーラルラウンジがありますので、そちらの入り口から入りました。
こちらがプライオリティパスで無料で利用できるコーラルラウンジです。
2時間半まで利用可能。
コーラルラウンジ 雰囲気
まずレセプションがありますので、そこでプライオリティパスと航空券を見せて受付を済ませます。
コーラルラウンジ内はとても広々しており、テーブル席やソファー席、仕切りがあるプライベート空間のような席もあり、好きな場所でゆったり寛ぐことができる雰囲気。
上の画像は、壁で仕切られているプライベート空間のようなエリア。
ファミリーやグループで使うのに良さそうです。
こちらはテーブル席。
食事をしたい方にはソファーよりテーブル席の方が便利です。
このスペースでは壁に、コーラルラウンジで使用されている英国の、ジョンソン&ブラザーズのお皿やティーポットがディスプレイされていて、どれも素敵でした。
こちらは一般スペースのソファー席。
ソファーは大人が寝転べるくらいの大きさで、実際に横になって仮眠しているお客さんがいました。
そして周りには、テーブル席もいくつもあり、とにかく広く、搭乗時間まで思い思いに快適に過ごせるラウンジでした。
コーラルラウンジ 料理・バーカウンター
ラウンジ利用時の楽しみの一つ、お料理。
私はこの時、早朝5時の便で、深夜3時ごろにラウンジを利用しましたが、お料理は一応、揃っている感じでした。
もっと早い時間に利用した方が、種類は多かったかもしれません。
私以外の利用客はあと一人しかいませんでしたので、ラウンジはほぼ貸切状態でした!
料理
カナッペコーナー。
エビやカニカマが、それに合うソースと一緒にグラスに入っています。
この一角は華やかで、一際目立つコーナー。
サラダコーナー。
ソムタムが自分で作れるように、材料と道具が一式揃って置かれていました。
人気なのか、ソムタムに使う青パパイヤはほぼなかったです。
パンコーナー。
食パン以外にも、バゲットやサンドイッチがありました。
トースターも可愛くておしゃれ。
メイン料理、この日はイカと卵の炒め蒸しとパネーンカレー。
パネーンカレーはあまりないので珍しいと思いました。
レッドカレーペーストを使用しているので、レッドカレーと似ていますが、コクがあってまろやかなのがパネーンカレーの特徴です。
左はガポプラーと言って、魚の胃袋入りスープ。
他には筍やうずらの卵、椎茸などが入っているあんかけスープです。
屋台などでも手軽に食べれ、醤油ベースのスープなので、日本人にも食べやすいと思います。
右はカノムジーン・ナムヤープー。
カノムジーンという細い米麺に、蟹の身入りのカレースープをかけて食べるタイ料理です。
他の方のブログを拝見すると、巻き寿司やカオマンガイもあったりしたので、こんなに真夜中でない時間帯であれば、もっとお料理の種類があったのかもしれません。
ソフトドリンク・デザート
ソフトドリンクコーナー。
コーラ、ファンタ、レモンティー、ソーダ水、飲料水がありました。
お水は空港内は高いので、ペットボトルで提供されているのはありがたいですね。
一ついただいて、機内に持ち込みました。
このコーナーも、こんな深夜ではなければ、ちゃんとジュースが用意されていたと思われます。
深夜3時過ぎでは空でした・・・。
デザートコーナー。
この日はスイカとタイメロンのフルーツ、ゼリーやパンナコッタがありました。
コーヒーコーナー。
ネスカフェの立派なコーヒーマシーンがありました。
定番のコーヒーメニューのほかに、ラベンダーラテやローズラテなどもありました。
ティーコーナーでは、DRURYという見慣れないブランドのものが、かわいいティーポット型のブースで提供されていました。
調べたところ、1963年創業、ロンドン発の「Drury Tea & Coffee Company」という、
コーヒーと紅茶の専門販売メーカー。
「China Green Chun Mee Tea」と、「English Breakfast Tea」の2種類が用意されていましたがChun Mee Teaを飲んでみたらとっても美味しかったので、コーラルラウンジに来た方はぜひ飲んでみてください!
イギリスのジョンソン&ブラザーズのカップ&ソーサーも用意されています。
こんな素敵なカップで紅茶を飲みながら、ラウンジで優雅な時間を過ごせます。
バーカウンター
コーラルラウンジにはバーカウンターもあり、深夜3時だというのに、女性のバーテンダーの方がお酒を提供してくれていました。
モヒートやマイタイなど、カクテルの種類は豊富にありました。
これが無料で提供されるなんてお酒好きには嬉しい限りです。
ワインもありました。
生ビールはチャーンとフェダブロイの2種類。
フェダブロイは、ビアチャーンの会社の最高級ビールブランドとして誕生。
ドイツから輸入した最高品質のジャーマンシングルモルト、そしてタイ米も副原料として加えたスタイリッシュなビールです。
私は初めて飲みましたが、爽やかでクリア、飲みやすくとて美味しいビールでした!
実食
早朝5時便という中途半端な時間でお腹が空いていたので、ご飯にしました。
パネーンカレーとイカと卵炒めを盛って、オニオンスープとエビのカナッペ、生ビールという組み合わせ。
パネーンカレーが美味しくておかわりしました!
フェダブロイの生ビールもスッキリして食事に合います。
食後はソファー席へ移動して、優雅にデザート&お茶タイムを楽しみました。
グラスに入ってるのはラベンダーラテ。
写真では、下の方はラベンダー色になってましたが実際は普通のラテ。笑
やはりこんな時間ではマシーンの中の材料が不足してたのかも。
お茶は先述した通り、とてもおいしかったです。
デザートのパンナコッタとよく合いました。
コーラルラウンジ お手洗い
コーラルラウンジ内にはトイレがあり、こちらもスペースが広く清潔で良かったです。
上の画像はトイレ前に設置されていたテーブル席。
トイレの空間自体が広いですが、洗面台も広く清潔でとても使いやすかったです。
ハンドソープはパンピューリのものでした。
トイレの外ではスタッフさんが待機していて、その都度タオルの用意や掃除をしてくれている感じでした。
プライオリティパスなら楽天プレミアムカードがおすすめ
世界148カ国の空港ラウンジが無料で利用できるプライオリティパス。
楽天プレミアムカードを申し込めば、無料でプライオリティパスが付帯されます。
プライオリティパスのホームページから申し込むと、99USD/年〜となりますが、楽天プレミアムカードであれば、年会費11,000円(税込)とお得です。
また、入会すると3つの選べるコースがあり、「トラベルコース」を選択すると、自宅などから空港(その逆も)への手荷物宅配サービスが、年2回無料で利用できます。
更には、最高5,000万円の海外旅行保険も付帯されています。
旅行好きな方、海外在住の方は持っていて損のない内容になっています。
私もこの楽天プレミアムカードに入会しており、旅行先へ行く前から、空港ラウンジ利用を楽しみにしています。
また、一時帰国の際は、手荷物宅配サービスは3,000円弱かかっていましたが、それが年2回無料で利用できるので、申し込んで良かったカードの一つになっています。
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コーラルラウンジ まとめ
今回、出発3時間前にスワンナプーム空港に到着、1時間半ほどをコーラルラウンジで過ごしました。
ラウンジ内は無料WIFIはもちろん、コンセントも完備されています。
最後の1時間ほどは私しか利用客がいなかったので、本当に静か、貸切状態。
搭乗時刻まで、バッテリー残量を気にせず、持ってきたタブレットで音楽や映画鑑賞をしながら優雅な時間を過ごせました。
今回、私は一時帰国でスワンナプーム空港国際線のコーラルラウンジを利用しましたが、気分よく旅立てるのがいいですよね。
これが旅行前であれば尚更です。
この記事を参考にスワンナプーム空港へ立ち寄った際は、ぜひコーラルラウンジを利用してみてくださいね。
スワンナプーム空港 国際線コーラルラウンジ 基本情報
場所
スワンナプーム空港 国際線制限エリア内3F コンコースD付近
電話
094-664-6414
営業時間
24時間営業
Webサイト