タイ・スパンブリー県の由緒ある王室仏教寺院「ワット・パーレーライ」。
タイ人の中では、誰もが知るほど有名なタイの叙事詩「クンチャーンクンペーン」にも登場するお寺です。
ワット・パーレーライには、高さ23.46mもの巨大な坐像であるパーレーライ像が鎮座、地元の人々には「ワット・パー」と呼ばれ親しみ、連日多くの参拝客で賑わっている、とても由緒のある有名なお寺です。
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ワット・パーレーライとは
ワット・パーレーライは、王室第3級寺院に位置付けられているお寺で、高さ23.46m、胴回りは11.2m もの巨大な坐像パーレーライ像があることで有名。
パーレーライ像は、水曜日の夜生まれの守護仏で、左手は膝にそっと置かれ、右手は何かを受け取るように、手のひらを上にして置かれているのが特徴です。
ワット・パーレーライは、タイのアユタヤ時代に実際に起こったとされる長編叙事詩「クンチャンクンペーン」に登場する寺院としても有名。
タイ人の間では、とても人気のある物語で、知らない人はいないというくらい有名です。
ワット・パーレーライには、その「クンチャンクンペーン」に登場する3人の記念碑もあります。
上の画像は3人のうちの一人「クンペーン」の記念碑で、パーレーライ像が祀られている本堂の入り口に安置されていました。
ワット・パーレーライの場所
ワット・パーレーライはスパンブリーの中心部に位置しています。
スパンブリーのバスターミナルからは5Kmほど、車で約12分くらいの距離です。
おそらくですが、バスターミナルには何かしらトゥクトゥクなどの交通手段があると思います。
ワット・パーレーライで参拝
まずは、本堂の前にある参拝所で参拝をしました。
参拝に必要な、蝋燭・お線香・お花は近くに用意されているのでお布施をし、お供えセットを手に、参拝します。
私たちが訪れた日は、タイの旧正月であるソンクラン中。
タイではソンクランには、アロハシャツに似た華やかなシャツを着るのが定番。
お寺の前ではたくさんの屋台の出店もあり、縁日のような感じになっていたので、たくさんの参拝客で賑わっていました。
巨大な坐像 パーレーライ像
本堂に祀られているパーレーライ像。
「パーレーライ」とは、坐像で、右手の掌は上向きに、そして左手は膝に添えておいてある姿の仏像を指します。
実際は岩の上に座り、足は蓮の花の上に置かれている姿勢です。
パーレーライ像の両端には、蜂の巣を捧げる猿と、水筒を差し出す象の姿があります。
これは当時、僧侶たちの喧嘩や争いに嫌気が差した仏陀が、雨季の間、森の中で過ごしました。その時に、猿が蜂の巣を、象がお水を仏陀にご奉仕した姿が表現されています。
本堂の入り口にも象と猿の姿が。
この象と猿は、死後にはお釈迦様への善行により、天国で天使に生まれ変わったとされています。
タイでも天使は神聖な神の一種として崇められ、このように仏陀に奉仕し、徳を積む動物たちの姿は、タイのお寺ではよく見かけます。
本堂ではお参りをする人、瞑想に耽る人、たくさんの参拝客の足が途絶えません。
ワット・パーレーライをYoutube動画で視聴
私のYoutubeチャンネルでは、ワットパーレーライでの旅行の様子を動画でご視聴いただけます。
よりワットパーレーライの雰囲気が味わえますのでぜひ、Youtubeもよろしくお願いします!
まとめ
パーレーライ像の他にも、ワット・パーレーライに深い関わりのあるタイの長編叙事詩の登場人物、クンペーンの家を再現した建物があったりと、見どころは色々ありますので、お時間がある方はぜひ、広いお寺の敷地内を見学してみてください!
その他、スパンブリー観光でおすすめの観光スポットを記事にまとめましたので、併せてご覧ください。
ワット・パーレーライ 基本情報
正式名称
ワット・パーレーライ・ウォーラウィハーン
所在地
ทล 321 Malaiman Rd, Rua Yai, Mueang Suphan Buri District, Suphan Buri 72000
電話
092 590 9595
営業時間
8:00-18:00
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