タイでインターネット、どのプロバイダーを選ぶか、どんなタイプを選ぶか迷います。
先日引越しを無事終えた我が家でも、インターネットどうする?となりました。
コンドミニアムの場合、契約できるプロバイダーが決まっているので、まずコンドのオフィスに確認する必要があります。
今まで住んでいたコンドはTrueのみ、引越し先のコンドでは、AISか3BBでした。
インターネットを引く場合は回線工事をする必要があり、我が家は1年しか住まない予定の部屋で、回線工事をして、また1年後キャンセルして新しい自宅でまたインターネットを引く・・・となるのが面倒だったので、回線工事不要のHome Wifiを購入することに決めました。
Home WiFiとは
Home Wifiとは、回線工事不要で、ルーターを電源コンセントに差し込むだけで使用できる置き型ルーターのこと。
スマホと同じモバイル回線を使い通信を行うため、Home WIFiルーターの他に、データ通信専用のSIMカードを購入する必要があります。
Home WiFi メリット
まずはHome WiFiのメリットをまとめてみます。
- 工事不要でその日から手軽にインターネットが使用できる。
- 設置場所を問わず使用できる。
- 設定が簡単。
- 引っ越すときにキャンセル手続きをする必要がない。
- 安いデータSIMを選べば、費用が節約できる。
- 契約期間の縛りがない。
まずは1.ですが、先述したようにHome WiFiルーターとデータSIMさえ揃えば、コンセントに挿すだけでインターネットが使用きます。
2.に関しては、コンセントがあればどこでもルーターを設置可能、AISのHome WiFiルーターの場合は、内蔵バッテリーが完備されていて、コンセントがなくても電波さえあればインターネットが使用できます。
どこでも使用できるので、引越しする際のキャンセル手続きや移設手続きも不要、簡単な設定だけでインターネットが始められます。
またSIMに関しては、色々なプロバイダーからお得な1年間のパッケージのデータSIMなどが販売されています。
後述しますが、自宅で簡単な通信速度テストをしてから、どのプロバイダーのSIMにするか決めるのがいいと思います。
6.の契約期間に関してですが、回線工事をしてインターネットを引く場合、通常は1年契約などの契約期間があり、契約期間前にキャンセルした場合は数千バーツの罰金が課せられます。
契約期間の縛りがないこともHome WiFiのメリットです。
Home WiFi デメリット
Home WiFiはメリットだけでなく、デメリットももちろんありますので、よく検討してから購入することをおすすめします。
- 無線の電波を受信しての通信のため、電波状況は天候や障害物などに影響を受ける。
- 有線ケーブルを引く光回線(Fiber)などに比べると通信速度は劣る。
Home WiFiは、無線の電波をキャッチして通信するので、置く場所にも配慮する必要があります。
窓際で、床から高さのある台などに置くと電波状況がいいです。我が家でもそうしています。
Home WiFi 購入場所
Home WiFiは、色々なメーカーから販売されています。
我が家はAISのHome WiFiを選びましたが、TrueのHome WiFiもありますし、その他、TP-Linkなどのメーカーからも販売されています。
夫がAISのHome WiFiルーターを選んだのですが、なんでAISにしたかというと、バッテリーが内臓されていて、電源プラグがない場所でも使えるのはAISしか見つからなかったそうです。
家電売り場に行けば色々なメーカーのHome WiFiが揃っていると思いますので見に行ってもいいと思います。
我が家はLAZADAの下記ショップからAISのHome WiFiを購入しました。
価格も様々ですが、安過ぎると壊れるという情報があるので、大体1,500B前後のHome WiFiを選ぶといいと思います。
TP-Linkであれば、下記のHome WiFiが売れ筋のようです。
タイ語表記ですので、上記TP-LinkのHome WiFiルーターの説明の要約を入れておきます。
- 最大32デバイス接続可能
- SIMを挿れるだけで使用可能
- タイ国内のどの通信会社のSIMでも使用可能
- 3年間保証
Simカードを購入する
AISのHome WiFiに関しては、AISのSimしか使えないと思っていたんですが、DtacやTrueのSIMでもOKでした。
Home WiFiルーターの機種によって、どの通信会社のSimが使用できるのかを購入する前に確認しましょう。
どの通信会社のSimにするのか
まずは、自分の家がどの通信会社の電波状況がいいのか確認してみました。
「Speed test internet」で検索すれば、下記のようなスピードテストができるサイトが出てきます。
結果、我が家ではどの通信会社でもあまり速度に大きな差はありませんでした。
Simを購入
SIMは、LAZADAなどオンラインショップで購入できます。
TrueやAIS、Dtac、NT(TOT)などからデータSimが販売されています。
SIMにより容量や速度が違いますので、詳細は下記LAZADA内のショップなどから確認できます。
LAZADAなどオンラインショップでSIMを購入したら、購入したSIMの通信会社(AISならAIS、TrueならTrue)の窓口にてパスポートを持参し、登録をすればSimが使えるようになります。
AISのHome WiFi 実際に使ってみた
AISのHome WiFiのパッケージ。中にはルーターとコンセント、クイックスタートガイドが入っていますのでその通りに設定すればOK。
AISのHome WiFiルーターは、立たせて置けるタイプなので、場所を取らず便利です。
ルーターのサイズ(アンテナ含めない)は縦12cm×横11cmとコンパクト。
AISのHome WiFiルーターの裏側はこんな感じでLANとUSBポート、コンセント差し込み口と電源ボタンがあります。
ルーター裏面の蓋を開けると、内臓のバッテリーが入っていました。
内臓バッテリーを取り外すと、Simを入れる場所がありますので、Simを挿します。
これで準備は完了!
あとは、Home WiFiルーター裏面にSSID(ユーザーネーム)とパスワードが記載されているので、接続したいデバイスで設定を済ませれば完了です!
まとめ
実際にAISのHome WiFiを使ってみての感想ですが、特に問題なく、今のところ快適に使えています。
通信速度などは、選んだSimによって変わりますが、電波が天候に左右されやすい、雨季に使ったらどうなんだろう、とは思います。
ですが工事不要で簡単に使える&通信費の節約になる手軽さには満足です。
契約期間の縛りもないので、1年未満しかタイに住まないなどの中・長期滞在者にもおすすめです。