「電気ケトル」は、タイ生活でもあると便利な湯沸かし器。
日本では、お湯を沸かすのは「電気ポット」が主流ですが、タイでは断然、「電気ケトル」が使い勝手がよく主流となっています。
もちろん電気ポットもタイでも販売していますが、電気ポットはお湯が沸くまで時間がかかるのに対して、電気ケトルはあっという間にお湯が沸くんです。
あとは、場所を取らないのも魅力的。
「お茶飲みたいな」「カップラーメン食べたいな」と思った時にすぐにお湯が作れるって便利です。
今回は我が家で5年弱使っていたティファール製の電気ケトルが壊れたので、その買い替えをした時のことを記事にしたいと思います。
これからタイで新生活を始める方や、私のように電気ケトルの買い替えで、どれにしようか迷っている方の参考になればと思います。
- 今まで使用していたTefal(ティファール)製の電気ケトル
- タイの電気ケトル Home pro
- タイの電気ケトル Makro(マクロ)
- タイの電気ケトル Big C
- タイの電気ケトル 実際に購入したもの
- MEXの電気ケトルスペック
- MEXの電気ケトル パーツ
- MEXの電気ケトル 実際に購入したサイト
- タイの電気ケトル まとめ
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今まで使用していたTefal(ティファール)製の電気ケトル
我が家で使用していたのは、このティファール製の電気ケトルです。
容量は800ml。
これは確かBigCスーパーマーケットで4年くらい前に購入したもの。
私とタイ人夫の夫婦二人暮らしなので、この容量で十分です。
この前に使っていたのも全く同じティファール製のものでした。
やはり信頼性があるメーカーなので、安心して使えます。
ティファールの電気ケトルは日本のアマゾンでも販売しています。
当時のタイでの購入価格は忘れてしまいましたが、Home proで、1,090バーツで販売していました。
中を開けてもまだ特に劣化はないんですが、お湯を沸かす時に押すスイッチボタンが、「押し込めない&お湯が沸いてもスイッチボタンが戻らない」状態になってしまったんです。
このスイッチボタンを押し込むとスイッチが赤く点灯し、お湯が沸くとスイッチが戻り、赤ランプの点灯も消えます。
指でスイッチを押さえておけば、まだお湯が沸かせられる状態ですが、指がビリビリっとした=漏電したので、早々に買い替えを決断。
タイの電化製品は、漏電するのはあるあるなので、気をつけなければなりません。
自分の身は自分で守る、が当たり前のタイですしね。。。
そこで、いくつかの販売店を周って、実際に電気ケトルコーナーを見てきました。
タイの電気ケトル Home pro
タイのホームセンターのHome pro。電気ケトルの種類も豊富にありました。
タイの電気ケトルは色々なメーカーから販売されています。
Electrolux(エレクトロラックス)、Tefal(ティファール)、PHILIPS(フィリップス)、日本のメーカーだと、SHARP(シャープ)、HANABISHI(花菱)それにTOSHIBA(東芝)など、ざっと挙げただけでもこれだけありました。
容量は800ml〜1.7L前後が主流ですが、タイのオンラインショッピングサイトのLAZADAで見たら、エレクトロラックスで2.5Lの電気ケトルもありました。
価格は容量にもよって違いますが、この棚にあった中では、299バーツ〜1,699バーツまでありました。
今まで使用していたティファール製の電気ケトルと同じ容量でステンレス製のものは、1,490バーツでした。
SHARP製の電気ケトルは、容量1.5Lで890バーツ。
ティファール製と比べると価格が安いです。
こちらは二つともTOSHIBA製の電気ケトル。
両方とも1.7L容量で、919バーツと1,490バーツ。
この二つの電気ケトルの値段の違いをネットで調べたら、両方とも、304というグレードの高品質なステンレス素材を使用していて、右の1,490バーツの方は、ステンレスが二重構造になっています。
二重構造なため、お湯が沸いてから、ケトル本体を触っても熱くなく、保温性もありそうですね。さらに、イギリスのデザインらしいですよ。
値段が高いのにはちゃんとした理由がありますね。信頼できそうな電気ケトルです。
一番右の花菱製の電気ケトルは、おそらく1L〜1.5L容量で289バーツと安い!
外側はステンレス、注ぎ口と中はアルミ製です。
値段が300バーツ前後の安い電気ケトルは、プラスチックとアルミを組み合わせた製品が多い印象です。
タイの電気ケトル Makro(マクロ)
タイの業務スーパー、マクロ。
私が行った支店のマクロは、電気ケトルの種類は少なかったです。
ここでもSHARP製の電気ケトルがありました。
1.7Lで597バーツ。
先ほどのHome proのシャープ製は1.5Lで890バーツ。
使っている素材はほぼ同じに見えましたが、型番は違うので、新旧モデルなのか、もしくは大量に仕入れてコストダウンしているのか、謎です。
こちらのマクロのシャープ製の方がお得感があります。
右の二つはOTTO製。OTTOはタイでポピュラーな家電製品を販売しているメーカー。
どの製品も価格が安いのが特徴です。
1.8L容量で219バーツ。
さらに一番左の電気ケトルはSMART HOME製。
このメーカーもOTTOと同じく、タイでよく見かける家電メーカー。
1.8L容量で199バーツ!200バーツを切りましたね。
マクロの家電製品コーナーは、Home proでは扱っていない、安い電化製品がありますので、なるべく節約したい方にはおすすめです。
タイの電気ケトル Big C
Big Cの電気ケトルのラインナップはこんな感じです。
マクロでも販売していた、シャープ製のEKJ-176という型番の電気ケトルが、マクロは597バーツに対して、BigCは690バーツと、100バーツ弱ですが高かったです。(上段の左から3番目)
やはり、業務スーパーの仕入れ方が、販売価格にも影響しているのでしょうか。
中段の左から3番目は、KASHIWAというメーカーのもので、179バーツ。
今までご紹介した中では一番底値。
そのほか、上段一番左の黒い電気ケトルは、注ぎ口が細く、ドリップケトルでした。
COMPROというメーカーで1.2L容量で、499バーツ。
日本でもアマゾンでドリップケトル販売していました。
このほか、デパートの家電製品売り場は、もっと電気ケトルの種類が多く、有名な海外メーカーの、デザイン製がある電気ケトルは高額なものまでありました。
タイのオンラインショップのLAZADAやSHOPEEなどでも色々な種類があり、本当にどれにしようか迷いました。
タイの電気ケトル 実際に購入したもの
MEXの電気ケトル
色々と迷った結果、実際に購入したのはこちらです。
イタリアのキッチン用品を扱う家電メーカーのMEX。
このMEXの電気ケトル(容量500ml)をLAZADAで購入しました。
一番最初に見に行った、ザ・モールというデパート内の家電売り場でもこのMEXの電気ケトルがあり、「あ、これいいな」と、夫婦共に一致したんですが、そのときはまだ、他のお店を見ていなかったので、保留にし、迷った挙句、結局MEXの電気ケトルに決めました。
ちなみに、ホームプロでも販売していました。
MEXの電気ケトル 購入の決め手
なぜ、MEXの電気ケトルに決めたか、というと・・・
・ある程度、信頼できるメーカー
この2点につきます。
1点目の「コンパクトで場所を取らない」は、我が家の電気ケトルを置くスペースは限られているので、出来るだけ、スマートなデザインのものが欲しかったんです。
予算内で収まるほとんどの電気ケトルは、底部分がずっしりしている、ひょうたん型。
でもMEXの電気ケトルは場所を取らない細長いデザインだったので、第一印象でも、いいな、と思っていました。
実際に電気ケトルを置いてみました。どうですか。
ティファールの時はスペースがギリギリ。
MEXの電気ケトルを置いたら、スペースが余裕で余っています!
隣に置いているお砂糖が取り出しやすくなりました。見た目もスッキリ。
2点目の「信頼できるメーカー」は、実は以前、C国のメーカーの、キッチン用電化製品を購入し、感電したことがあるんですよね・・・。
リサーチしてものすごく安価というわけではなかったんですけどね。
それ以来、Made In C国は仕方なくても、C国のメーカーのものは購入を控えるようになりました。
なので、我が家の家電製品を購入する基準は、タイ製品もしくはC国以外の信頼できるメーカーのもの、に限られました。
MEXの電気ケトル 開封
床に直置きですみません。。
ちゃんと説明書と保証証も入っていました。このMEXの電気ケトルは、茶漉しが付いてて、お茶を飲む時に便利。
私はコーヒーより紅茶派なので、これも嬉しい点でした。
MEXの電気ケトルスペック
MEXの電気ケトルのスペックを簡単に紹介します。
304ステンレスを使用
ステンレス部分は304というレベルの高品質ステンレスを使用しているので、安心して使用できます。
304ステンレスは何かというと、ステンレスは混ぜる金属の種類、量により200種類以上のステンレスがあるようです。
304ステンレスは、腐食しにくく耐熱や強度に優れていて、保温効果もあるようです。
ステンレス一つ取っても、色々なステンレスがあるんですね。知りませんでした。
サーモスタット機能付き
サーモスタット機能は、自動で温度調整を行ない、お湯の温度が高温になり過ぎるのを防ぎます。
こういうプロテクション機能がついているのは安心です。
6段階の温度機能
なんと、6段階の温度機能付き!
・55℃・・・温かいお湯
・70℃・・・烏龍茶
・85℃・・・緑茶
・95℃・・・コーヒー
・100℃
赤ちゃんがいるご家庭にはかなり便利ですよね。
中国茶は70℃、日本茶は85℃が適温なんですね。これは知りませんでした。
MEXの電気ケトル パーツ
購入後、実際に使用した感想を踏まえてご紹介します。
底部分
底部分には、滑り止め防止のシリコンゴムが付いていました。
これは以前まで使用していたティファールにはなかったです。
これがあると落下防止に繋がるので、便利ですね。
蓋部分
蓋部分の内部はステンレス製。
茶漉しは使わないときは取り外し可能です。
お茶をティーバッグではなく、茶葉で淹れる方には、茶漉しがあるのは嬉しいですよね。
本体内部
内部は耐熱ガラスになっています。これも食品衛生上、安心ですよね。
ただ、もし落とした時に割れないか、それだけが心配。
500mlまでのお湯が沸かせます。
注ぎ口
実際にお湯を注いでみたら、ドリップケトルのように細くお湯が出てきました!
他の電気ケトルでは、なかなか細くお湯が出てこないと思います。
美味しいコーヒーが淹れられそうです!
温度調節部分
「Function Selection」ボタンを押して、6段階の温度が選べます。
あとは「Start」ボタンを押すだけ。簡単です!
大きく「32℃」と表示されていますが、これは、今の水の温度。
温度が上がると表示も変化するので、もし好みの温度になって止めたい場合は「Cancel」ボタンを押せば止まるので、自由に調整できますね。
MEXの電気ケトル 実際に購入したサイト
出典:LAZADA
こちらのLAZADAサイトから確認できます。
タイの電気ケトル まとめ
今回は、「タイで電気ケトルを買い替える」をテーマに、実際に購入したレビューまでをご紹介しました。
MEXの電気ケトルのデメリットを挙げるとすれば、お湯が沸くのに少し時間がかかるという点。
これは、お湯を温めて沸かす底部分が他の電気ケトルに比べ面積が小さいからです。
ですが私の個人的な感想は、そこまで気にならない程度です。
それよりも、コンパクトなデザインや機能がとても気に入ったので満足しています。
この記事が少しでもどなたかのお役に立てれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。