猫のように暮らしタイ

タイでの「暮らしを愉しむ」ささやかな私の日常を猫のように気ままに綴っていきます。

ワット・パナンチューン|アユタヤ最大級の仏像と700年の歴史を誇る寺院

ワット・パナンチューン|アユタヤ最大級の黄金に輝く大仏

アユタヤを代表する寺院「ワット・パナンチューン」。

タイの古都アユタヤに佇むこのお寺は、約700年もの長い歴史を誇り、地元の人々だけでなく世界中から多くの参拝客や観光客が訪れます。

本堂の中に入ると、黄金に輝く巨大な仏像と、厳かな雰囲気が広がり、まるでタイの歴史と伝統に包み込まれるような感覚を味わうことができます。

そんなワット・パナンチューンの見どころや、実際に訪れて感じた魅力をご紹介します。

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ワット・パナンチューンの場所

ワット・パナンチューンは、アユタヤにある寺院で、チャオプラヤー川とパーサック川の合流点に位置しています。

アユタヤ遺跡群(歴史公園)からは車で約13分、約6.7kmの距離です。

バンコク発のアユタヤ遺跡ツアーには組み込まれていることは少ない寺院ですが、タイ人の間ではとても有名なお寺です。

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ワット・パナンチューンの歴史

ワット・パナンチューンは、実はアユタヤ王朝が誕生するより前に建てられた、とっても歴史の長いお寺なんです。

でも、誰が建設したのか実ははっきり分かっていません。

伝説によると「サーイナムプン王」という方が建立したとも言われてますが、資料によっていろいろ説があるようです。

巨大な仏像「ルアンポートー」

このお寺で有名なのは、なんといっても大きな仏像!  
正式には「プラ・プッタ・トライラッタナナーヨック(พระพุทธไตรรัตนนายก)」と呼ばれていますが、地元の人や華僑の間では「ルアンポー・サムポーコン(หลวงพ่อซำปอกง)」の愛称でも親しまれています。

この仏像、なんと幅が20メートル以上、高さは19メートルもあるんです!とにかく圧倒されるほどの巨大な仏像。アユタヤで一番大きい仏像とも言われてます。

何度も修復されてきた

アユタヤが戦争で滅ぼされた時には、仏像もかなりダメージを受けたそう。

その後も何度も修復されて、今の姿があります。

特にラマ4世(モンクット王)の時代には、1851年に大々的な修復が行われて、今の名前「プラ・プッタ・トライラッタナナーヨック」も授けられました。

名前の由来は「座り方」?

「パナンチューン(พนัญเชิง)」という名前の意味ですが、「パナン」は「座る」、「チューン」は「組む」という意味があり、つまり「足を組んで座る」という仏像のポーズに由来しているそうです。  
また、伝説では中国のお姫様「ソイ・ドーク・マーク姫」の悲しい物語ともつながっているとか。

 

 

ワット・パナンチューンで参拝体験

アユタヤのワット・パナンチューン 本堂前の参拝所

アユタヤ観光で外せないお寺のひとつ、ワット・パナンチューン。  
その本堂前には、まず半屋外の参拝所があり、到着してすぐにここでお参りをすることができます。

この参拝所は屋根がついていて、日差しや雨をしのぎながらゆっくりと参拝できるのが嬉しいポイント。

ここでは、お線香やろうそくを使ってお参りができるのですが、本堂内では火を使うことができないため、まずはこちらで心を落ち着けて手を合わせるのが伝統的な流れです。

すぐ近くには、お線香、ろうそく、蓮の花、そして金箔がセットになった「お供えセット」が用意されています。お布施(だいたい20バーツ~、気持ち次第です)をしてセットを受け取ることができるので、お祈りした後にひとつずつ丁寧にお供えしていくと、なんだか心も清らかになるような気がします。

アユタヤのワット・パナンチューン本堂に続く通路

参拝を終えたら、いよいよ本堂へと向かいます。

本堂へ続く通路は、まるで神聖な空間への入り口のようで、わくわくした気持ちで進みました。

通路の両側には、さまざまな仏像が並んでいて、それぞれに独特の雰囲気があります。お気に入りの仏像や、気になる仏像の前で静かに手を合わせるのもおすすめ。

地元の方の祈る姿もよく見かけ、とても穏やかな空気に包まれています。

アユタヤのワット・パナンチューン 黄金に輝く巨大仏像

そして本堂の扉をくぐると、黄金に輝く巨大仏像が目の前に現れます。

その大きさと美しさには、本当に圧倒されてしまいました。

高さ約19メートル、幅は20メートル以上もあると言われているこの仏像は、まさにアユタヤ最大級のスケール。

静かに座っている姿からも、どことなく優しさと力強さが感じられ、思わず見上げたまましばらく言葉を失ってしまいました。

ここでは、静かに手を合わせて自分の願い事や感謝の気持ちを伝えました。

仏像の前は多くの参拝者で賑わっていますが、どこか神聖で落ち着いた雰囲気が保たれていて、心が洗われるような気持ちになります。

また、本堂内は写真撮影もOKというのが嬉しいところ。

もちろん、他の参拝者や仏像への敬意を忘れず、マナーを守って静かに撮影しましょう。

私も記念に、仏像の前で写真を撮ってきました。写真を見るたびに、あの荘厳な雰囲気や心が落ち着いた瞬間を思い出すことができます。

まとめ

ワット・パナンチューンは、実際に訪れて感じる穏やかな空気や、黄金に輝く巨大な仏像がとても印象的なお寺です。

アユタヤに行かれる際は、ぜひ時間を取ってゆっくり参拝してみてください!

アユタヤ観光に疲れたら、寺院近くのこちらのカフェがおすすめです。

neko-thai.com

ワット・パナンチューンへは2016年にも訪れており、その時の記事は写真も多めですので、ぜひそちらも参考にしてみてください。

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ワット・パナンチューン 基本情報

所在地:

8HVH+MG9 ตำบล คลองสวนพลู Phra Nakhon Si Ayutthaya District, Chang Wat Phra Nakhon Si Ayutthaya 13000

Google マップ

電話:035243867

営業時間:平日8:00-17:00  土日7:00-17:30

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