
タイに滞在中、家族や友人に日本へ荷物や手紙を送りたいと思ったことはありませんか?
また、タイ国内でのお土産や書類の配送も意外と便利に利用できることをご存知でしょうか。
この記事では、タイの郵便局(Thailand Post)の基本的な利用方法から、日本への国際郵便の送り方、タイ国内郵便のポイントまで、実際の体験を交えながら詳しくご紹介します。
初めて利用する方でも安心して郵便サービスが使えるよう、わかりやすく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください!
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郵便局の場所や持ち物
バンコク市内に郵便局はたくさんあるので、見つからないということはまずないと思います。
スクンビットの日本人が多く住むエリアであれば、トンローやプラカノン駅前に郵便局がありますよね。
その他にもたくさんあり、どこの郵便局を利用しても流れは同じなので、郵便局を利用する際はグーグルマップなどで検索してみましょう。
スーパーやデパートなどに入居している郵便サービスは、国営ではなく私営なので、サービス料がつき、その分高くなりますが、国営の郵便局が入居しているモールもあります。(例えばセントラル・バンナーとか、ザ・ストリート・ラチャダーとか)
場所柄便利だったりするので、私は私営のサービスも利用したことがありますが、ここでは国営の郵便局についてを紹介していきます。
- 身分証明書
郵便局ではパスポートや運転免許証などの身分証明書が必要になりますので、忘れないでください。
箱やガムテープ、ボールペンやのりは郵便局にも用意されてあります。
郵便局での流れ
1.箱や封筒を購入
すでに梱包済みの場合はここはスルーしてください。
大体の郵便局では、入り口入って真正面が受付窓口になっていて左右どちらかに箱などが購入できるカウンターがあります。
送る荷物を見せればそれに見合った箱や封筒を選んでくれるので、特に会話が必要な場面はないかなと思います。プチプチもここで購入できます。
タイ郵便局公式サイト|箱や封筒梱包材の価格はこちら
2.発券機で番号札を取る
待っているお客さんがいない場合は、そのまま窓口に直行してOKですが、待っている人がいたら番号札を取りましょう。
3.窓口で手続き&お支払い
番号が呼ばれたら窓口で荷物を受け渡し、どのタイプで送るかを伝えましょう。
中身は何か聞かれることもあります。
次の章からは国際郵便で郵送する場合の代表的な3つのタイプをご紹介します。
タイから日本へ手紙や荷物を送る・国際郵便|代表的な3タイプ
国際普通郵便
普通郵便はタイ語で「ส่งธรรมดา ソン・タンマダー」。
2Kg以内の手紙やハガキ、パンフレットなどの印刷物、小包等を送れます。
私がバンコクから東京へ何度も荷物を国際普通郵便で送った経験上、窓口では「日本までは10日〜2週間くらいかかるよ」と言われていましたが、実際は平均して5日程度でした。その時の状況にもよるのであくまで目安としてください。
タイ国内
タイ国内に郵送する場合は、もっと細かく規定のサイズが決められていました。
例えば封書や荷物であれば規定のサイズは下記です。
- 最小サイズ:横9cm×縦14cm
- 最大サイズ:横30cm×縦60cm
- 縦・横・奥行きのサイズが90cm以内で2Kg以内
タイ国内普通郵便|封書・荷物の規定サイズ詳細はこちら
上記の郵便局のページには、タイ国内であれば届くのに、3日〜9日程度要すると記載されてあります。
その他、タイ国内にハガキやパンフレットなどの印刷物を送る場合、規定のサイズがそれぞれ設けられていましたので、詳細は下記からご確認ください。
タイ郵便局公式サイト|タイ国内普通郵便の詳細はこちら
書留
追跡番号付きの書留はタイ語で「ลงทะเบียน ロン・タビアン」。
私は2キロ以内のものを日本へ送る場合はいつも「ソン・タンマダー ロン・タビアン ドゥアイカ」と伝えています。
国際普通郵便の料金に65THB〜の特別手数料がプラスされます。
また、補償は300THB以下のものに限ります。
タイ郵便局公式サイト|国際書留の詳細はこちら
タイ国内
タイ国内に送る場合は普通郵便の料金+13THB〜。
補償は300THB以下のものに限ります。
タイ郵便局公式サイト|タイ国内書留の詳細はこちら
10Kgまでの荷物など、その他のレジスターの種類は下記から確認できます。
タイ郵便局公式サイト|タイ国内・その他、書留の種類はこちら
EMS
EMSは速達で追跡番号がついています。書類は3,000THB、荷物は7,000THBまでの補償付き。
30Kg以内の荷物を送ることができ、封筒と箱は郵便局で無料でご用意しています、と記載がありました。
また、荷物1個〜でも無料で集荷に来てくれます。お届けは3〜5日ほど。
指定の伝票がありますので、郵便局で記載しましょう。
タイ郵便局公式サイト|EMS国際郵便の詳細はこちら
タイ国内
タイ国内にEMSで送る場合も、30Kg以内と決まっています。
公式サイトには、重さによる料金表が掲載されていましたので、詳細は下記でご確認ください。
タイ郵便局公式サイト|タイ国内EMSの詳細はこちら
荷物の追跡の仕方
書留やEMSなど追跡番号付きの郵便は、タイ郵便局公式サイトで確認します。
追跡ページはこちら

公式サイトの追跡ページにアクセスし、上の画像の青枠部分にトラッキングNo.を入力し「Search」をクリックすると荷物状況が確認できます。

トラッキングコードは、レシートに記載されています。
上記写真の赤で塗り潰してある部分には数字が記載されており、英字二文字から始まりTHで終わる13文字を、スペースなしで入力し、サーチをクリックしてみてください。
実際にタイの郵便局から日本に封書を送ってみた体験談
先日、タイの田舎(パトゥンタニ県)の郵便局から日本へ書類を送りました。
いつも通り、セブンなどで買える普通の封筒に、「Japan」だけは英語表記して、そのほかの宛先は日本語で書いて持っていったら、「封筒はこれに入れて、宛先はローマ字表記で書いてね!」と言われてしまった。
以前バンコクから送っていた時は、封筒の指定もなかったし、宛先は日本語で全然OKだったんですよね。

書類3枚だけで、そこまで重要書類ではなかったので折り曲げて小さな封筒に入れて持っていったらこんな立派な封筒を渡されました。
内側には緩衝材までついています。
書留普通郵便と伝えて料金は242THB。(内訳:追跡番号付き郵便料金230THB/封筒12THB /重量0.034Kg)
届くまでに10日間かかって過去最長でしたね。
バンコクから日本に送ると普通郵便でも大体平均して5日くらいで届いてたので、あまりEMSも利用したことがなかったです。
タイの田舎から送る場合は余裕を持って送ろう、という教訓になりました。
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まとめ
タイから日本への荷物や手紙の発送は、思ったよりも簡単で便利です。
タイ国内の郵便サービスもうまく活用すれば、日常生活でも役立ちますよね。
今回ご紹介した手順やポイントを参考に、安心して郵便局を利用してみてください。
タイでの郵便利用が、皆さんのより快適な生活や大切な人とのつながりに役立てば幸いです。
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