猫のように暮らしタイ

タイでの「暮らしを愉しむ」ささやかな私の日常を猫のように気ままに綴っていきます。

生地問屋街とインド人街のパフラット周辺へ

お客さんからのオリジナルオーダー製品を作るために材料集めで生地問屋街のサンペーン市場&パフラット市場周辺へ行きました。

 

ここへ行くにはいくつか行き方があるけど、私はだいたいMRTフアランポーン駅からバイタクかバスで行きます。

この日は時間があったので運賃の安いバスで。

(乗ったのは40番のエアコンなしバス9THB)

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外は曇りだけどエアコンのない車内は暑くて、バスに乗る度に、あぁ、東南アジアにいるんだ、と実感する。

 

バンコクのチャイナタウン、ヤワラーを過ぎた辺りから伸びる細い路地がサンペーン市場の入り口。

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この細い路地には、生地だけではなく、手芸用品、おもちゃ、アクセサリー、バッグなどなど色んなものを売るお店が並んでいる。

この収拾のつかない混沌とした雰囲気が、一本道なのにまるで迷路の中を宝探ししているような、そんな感覚に捉われる。

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こんなおもちゃやぬいぐるみなどを売るお店がたくさんある。

子供にとってはここはパラダイスかもしれない。

今回は姪を連れて来れなかったけど、次回の来タイ時には連れてってあげよう。

そんな事を一人、考えながら歩いていると、ネイルグッズを売る店が目に入った。

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マニキュアはもちろん、ネイルシールやラメなどがとても安い。

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私もまんまとお買い上げ。

日本に帰った時に、ネイル好きな小3の姪と一緒にこれで遊ぼう。

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南国らしい、フルーツの形をしたレースを発見。

スイカ、パイナップル、ぶどう、ストロベリー。

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レースもね、驚くほどお安い。

アンティーク調のレースもあったりして、ミシンがあれば何か作りたい!って想像を膨らませながらの散策はとても楽しい。

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うさぎのぬいぐるみ。

バンコクの屋台でよく見かけるこのうさぎ達も仕入れ元はこのサンペーンがほとんどだろう。

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ここで、鳥の形の可愛いピアスを見つけて買いたかったけど、6個以上じゃないと売らない、ということで断念。

もしサンペーン市場に来るなら、お友達も誘って来るといいです。

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そして、サンペーン市場を抜けると、さらにそこにはインド人街のパフラット市場。

ここにしか売られてない生地を買うのが今日の目的。

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積み重ねられた生地の中から、前回買ったものと同じものを探すのも一苦労。

でも、店員さんが覚えててくれて一緒に探してくれ、見つけることができました。

 

今日の任務はとりあえず終わり、お腹も空いたのでいつものインディアン・エンポリアムのフードコートへ。

インディアン・エンポリアムのフードコートはちゃんと営業してるお店が半分もなくて、あまり活気はないんだけど、ここのインド人のおばちゃんの焼いてくれるDosaがお気に入りで、パフラット市場周辺に一人で来るときは、だいたいここか、屋台のクイッティアオが私の定番です。

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cheese dosaを焼くおばちゃん。

plane dosa 50THB、masala dosa60THB、cheese dosa 80THBと、お値段も良心的。

ドーサは、南インドのクレープ様の料理である。

米とウラッド・ダール(皮を取って二つに割ったケツルアズキのダール)を吸水させてからペースト状にすりつぶし、泡が立つまで発酵させた生地を熱した鉄板の上でクレープのように薄く伸ばして焼く。

ドーサ - Wikipediaより引用

今回、私が頼んだのはmasala dosaで、ジャガイモをインドのスパイスと炒め煮にしたものをクレープ生地にくるみます。

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上の画像が私の注文したmasala dosa。

初めてここのdosaを食べた時、おばちゃんが美味しいよ、美味しいよ、とやけに勧めてくるし、焼くのを待ってる白人とインド人のお客さんも、ここのは美味しいわよって勧めてくるもんだから、食べ方も分からず頼んでみたのがきっかけ。

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初めは、近くに居たインド人の食べ方を見様見真似で食べる。

 

dosaの食べ方:dosaを食べやすい大きさにフォークとスプーンを使って切って、チャツネ(調味料)を好みで足して、サンバール(南インドのスパイスのスープ)に一口大に切ったdosaをつけて食べる。

ちなみにここのチャツネは、パクチー味のチャツネと、大根かなぁ?をすりおろしてサワークリームと混ぜたさっぱりのチャツネの2種です。

 

これが正しい食べ方なのかはわからないけど、インド人がそんな風に食べてたから、これで良しとしてる。

 

食べると、クレープ生地がモッチモチで、サンバールも程よい塩気があって美味しい…!

そして食後はインド料理の定番、チャイで〆る。この組み合わせで75THB。

ほかのフードコートのインド料理は少々高いので、それに比べるとコスパも良く、美味しく、一人でもフラッと寄り安いので、とても気に入っています。

 

そして、お腹も満たされて食後の散歩がてら、また来た道を戻る。

ヤワラー通りまで来て時計を見ると、まだ時間が少しあったので、いつも通りすぎるばかりで寄ったことのないワット・トライミットへ行こうと思い立つ。

ちょうどバイタクもつかまったので、連れてってもらいました。(ヤワラー通りからワット・トライミットまで50THB)

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境内の中に入り、お参りをしてからタンブン(お布施)もしました。

このお寺は学校も併設されてて、子供達が下校中だったのか、キャーキャーと楽しそうにお喋りしたり遊んだりしてました。

そんな光景を眺めてると、あぁ今日も平和な1日だったな、とふと思い、また再び仏陀に感謝してから歩いて MRTフアランポーン駅まで戻りました。

 

また散策しに来よう。