猫のように暮らしタイ

タイでの「暮らしを愉しむ」ささやかな私の日常を猫のように気ままに綴っていきます。

タイ猫・コラットキャットの「める」のこと。

める(2歳8ヶ月・♀)との出会いは、2年前の9月。

当時わたしは、タイに移住して1年半がすぎ、生活にもだいぶ慣れてきた頃でした。

わたしは現地採用の会社員として働いていたのですが、職場以外の出会いもなく、友達もほとんどいませんでした。(←今も友達は少ないけど!

もともとの性格が寂しがりやだったし、Oちゃんと出会っていなければタイに移住することもなかったわけです。

Oちゃんはその頃、会社員として働きつつも、飲食店の立ち上げ(といってもフードコート)をしていてとても忙しい時期で、わたしに構ってる余裕もなかった。

休みの日も友達がいないから一人家にこもっているか、ちょっと出かける程度。

一人ででかけても楽しい!と思うタイプではないからそれはそれは孤独との戦いでした。

そんな時に、あぁ、ペットがいればなぁ。と思い、猫を飼おう!と猫探しが始まりました。

色々探して、結果、タイのフリーペパー「ダコ」に、掲載されていた子猫の里親募集。

さっそく連絡して、その方のご自宅に伺うと、なんと20匹近くのにゃんこたちが!

里親募集の子猫の他にも、コラットキャットを販売もしていて、色々な猫ちゃんを抱っこさせてもらいました。

その時、めるの兄弟猫のコラットキャットも何匹かいて抱っこしたんだけど、一番にめるが気に入りました。

めるは生まれつき奇形で、片方の手の先が二つに割れています。

だからオーナーさんはめるを家猫として飼うつもりだったようです。

でも私が気に入り、販売してくれました。

めるの手はハート型。「きっとこの子はとってもいい子に違いない!」と、直感で決めました。

コラート猫

前置きが長くなりましたが・・・このコラットキャット。日本ではほとんど販売はされていないんじゃないでしょうか。

小説家の向田邦子 さんが生前飼われていて、コラットのマハシャイ・マミオをとてもかわいがっていたことが日本で唯一、有名なコラットのエピソード。

向田邦子さんとコラットキャット、マミオのエピソード

向田さんも、バンコクでマミオに出会い、一瞬で気に入り、一緒に日本へ連れて帰ったそうです。

 

コラットについて

  • タイのコラート(東北部)地方に自然発生した猫。
  • 別名「シ・サワット」
  • 「幸運を呼ぶ猫」といわれ、王族に愛され、結婚祝いに贈られることもあったそうな。
  • 毛はシルバーブルー(銀青色)
  • ハートの形をした顔が特徴(太るとハートでなくなる!)
  • 瞳はグリーン、もしくはアンバー

性格は色々書かれていましたが、断定的ではなく、それぞれ違います。

ちなみにめるは、大人しくて優しくて、とっても飼いやすい手のかからないニャンコです。

コラット

タイ人でも、コラットを知らない人はたくさんいます。

Oちゃんも知らなかったし!

タイでもポピュラーな猫ではないようです。やはりタイといえばシャム猫ですもんね。

特に何をしてるわけではないですが、毛は艶々でとても綺麗なシルバーブルーです。

コラット

コラット

コラット

コラット

孤独だと感じるときに、いつも寄り添っていてくれためる。

これからも一緒にタイ生活、頑張ろうと思います。

ちなみに、タイで猫が欲しい方は以前の記事にのせましたので、ご参考にどうぞ。

タイで猫が欲しい方への参考ブログ

コラット

める大好きー!!

白猫

「ちょっとちょっとー!アタシの出番が全然ないじゃない・・・!怒!」