猫のように暮らしタイ

タイでの「暮らしを愉しむ」ささやかな私の日常を猫のように気ままに綴っていきます。

ロイカトン(灯篭流し)2016@ワット・メーナーク

今年もやってまいりましたー。ロイカトン(灯篭流し)。
この季節になると、あぁ、もうすぐ年末、そして新しい年の始まりかぁ、と感慨深くなったりします。

そもそもロイカトンって何?って方もいると思うので、まずは簡単にロイカトンの説明を。

陰暦12月の満月の夜に、農民の収穫に恩恵深い水の精霊に感謝を捧げ、また罪や汚れを水に流し、魂を浄めるお祭りが行われます。人々は、バナナの葉や紙で作ったクラトン(灯籠)を、ロウソクや線香や花で美しく飾り、満月を映す水面に流します。川はまるで光の天の川となり、その幻想的な美しい光景に人々は酔いしれます。

タイ国政府観光庁より引用

だいたい毎年11月頃に行われます。タイ人にとってはもうすぐ来るクリスマスよりも大事なイベントのようです。私もタイのイベントの中では一番好きです。

わたしとOちゃんは去年と同じ、オンヌットsoi7にあるお寺、ワット・マハーブット・メーナーク・プラカノンでロイカトンしました。



ロイカトン

夜10時半頃でしたがたくさんの人で賑わっていました。
まずはカトン(灯篭)を購入します!

ロイカトン

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これはパンでできたカトンです。今年のロイカトンはプミポン国王崩御後だったので黒に着色してありました。
Oちゃんはこれを選んでました。

 

ロイカトン

私が選んだのはこのハート型のカトンです。後ろ、ボートに乗ってなにやらしていますよね・・・これは、流れてるカトンを拾い集めてまた売る、という・・・よく言えばリサイクルってやつです。
幻想的なお祭り、と言われているロイカトンですが、これが現実です・・・!

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さて、気を取り直してたくさんのカトンが流れている時にもう一枚撮りなおしました!うん、これなら幻想的に見えますよね!

ロイカトン

みんなの想いをのせたカトンがゆらゆらと流れていきます。

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今年のロイカトンは68年ぶりのスーパームーンと重なって、お月様がきらきらしてましたー。

去年のロイカトンの記事を読み返したら、「また来年もOちゃんとロイカトンできたらいいな」と書いていました。
実はOちゃんは10日間ほど入院していて、その後も2週間の自宅静養、仕事復帰はしたものの、一ヶ月経った今でもまだ本調子ではなく体調がすぐれません。一時は後遺症が残るかもしれないと言われていたので、私自身も精神的にも肉体的にも(タイの入院生活は24時間付き添い・・・)本当に疲れた一ヶ月でした。まだまだ体調がすぐれないにしても、こうやってまた今年も一緒にロイカトンできたのは本当に良かった。当たり前のことではないんだな、人生何が起きるかわからない。本当に健康第一、と改めて思ったロイカトンでした。