バンコクの図書館「Prince Vivadhanajaya Library」は、無料で誰もが利用できる公立図書館。
ラマ8世橋付近にあるこの図書館は、チャオプラヤー川も望め、眺望も最高です。
色々なタイプの席が用意されており、グループでも、個人でも集中して作業が捗ります。
読書、勉強、仕事をするのに最適な「Prince Vivadhanajaya Library」。
早速ご紹介していきます。
- バンコクの図書館 Prince Vivadhanajaya Library 場所・行き方
- バンコクの図書館 Prince Vivadhanajaya Library 概要
- バンコクの図書館 Prince Vivadhanajaya Library 利用方法
- バンコクの図書館 Prince Vivadhanajaya Library 取り扱っている本
- バンコクの図書館 Prince Vivadhanajaya Library 雰囲気
- バンコクの図書館 Prince Vivadhanajaya Library 1階カフェスペース
- バンコクの図書館 Prince Vivadhanajaya Library その他のスペース
- バンコクの図書館 Prince Vivadhanajaya Library まとめ
- バンコクの図書館 Prince Vivadhanajaya Library 基本情報
バンコクの図書館 Prince Vivadhanajaya Library 場所・行き方
バンコクの公立図書館Prince Vivadhanajaya Libraryは、タイ国立銀行学習センター(Bank of Thailand Leaning Center)内の2階にあります。
チャオプラヤー川沿いのラマ8世橋の麓にあり、川を挟んで向こう側にはラマ8世公園があります。
公共交通機関を利用する場合は、路線バス49番や3番を利用します。
BTSプロンポン駅のベンジャシリ公園前、BTSナナ駅2番出口、BTSプルンチット駅4番出口、セントラルワールド前等のバス停から511番のバスに乗り、Wat Sunthonで下車、その後、徒歩で移動し(205m)、Lan Luang郵便局から49番のバスに乗ってBank of Thailandで下車します。
私たちはバイクで行きましたが、駐車料金は4時間まで無料でした。
バンコクの図書館 Prince Vivadhanajaya Library 概要
Prince Vivadhanajaya Libraryは、タイ国立銀行(タイ国家中央銀行)設立75周年に開設されました。
かつてこの場所は、タイ国内初の造幣局で歴史的に重要な場所。
タイの国家発展のために重要なのは、タイ国民、特に学生などの若い世代。
この学習センターで、未来を担う若い世代がインスピレーションを生み出すきっかけにしてほしい、というのがコンセプトです。
公共のオープンスペースですので、もちろん若者でなくても(笑)、外国人も利用可能です。ありがたいですね。
ちなみにこの図書館の名前「Prince Vivadhanajaya Library」は、タイ銀行の初代総裁の名前にちなんで名付けられました。
バンコクの図書館 Prince Vivadhanajaya Library 利用方法
Prince Vivadhanajaya Libraryは、誰でも無料で利用可能。
パスポートや身分証明書などは必要なかったですが、入り口でQRコードをスキャンし、年齢などの簡単な情報を入力して入場できました。
その後、手荷物検査があります。
館内は飲み物だけ持ち込むことができます。
バンコクの図書館 Prince Vivadhanajaya Library 取り扱っている本
タイ国立銀行の図書館ということで、取り扱っている本は、それに関連した経済学や金融などの本が多かった印象です。(タイ語)
子供の絵本はなく、来館者はほとんどが大人。
コンセプトの通り、未来を担うタイ国民に向けた大人の図書館という感じです。
ほとんどの人が、読書に励むというよりは、学習スペースとして、パソコンを開いて勉強や仕事をしていました。
バンコクの図書館 Prince Vivadhanajaya Library 雰囲気
外観
Prince Vivadhanajaya Libraryのあるタイ国立銀行の建物。
「Bank of Thailand」と書いてあるのが見えます。
建物に近づくと、この案内板が見えますので、この通りに外階段を上がって2階へ行きます。
外階段を上がって2階の様子。
かっこいいデザインの建物です。
左側に入り口があるので、受付(QRコードを読み取って簡単なアンケート入力)と荷物検査を済ませます。
駐車カードがある方は、同じフロアにあるインフォメーションに寄り、機械でカードを読み取ります。
受付を済ませたら、突き当たりの右手にライブラリー入り口があります。
この入り口付近には、ロッカールームがあったので荷物を預けられます。
- 2階インフォメーションで鍵を受け取る
- 利用後は再度インフォメーションに鍵を返却する
- もし鍵を紛失した場合は罰金300B
図書館内
図書館内はガラス張りで明るく、チャオプラヤー川とラマ8世橋が望め、とてもいい眺めです。
窓際の席は一人づつ座れるようになっていて、手前は2人掛けのテーブル席。
このフロアには他にも、並んで座れるタイプのテーブル席がありました。
天井がとても高く、開放的な雰囲気です。
これは、階段を上がった2階部分。
ここでは、丸いテーブル席やスケルトンの個室スペースがあるなど、グループでの作業にピッタリです。
スケルトンの個室スペースにはTVが設置してありました。
奥に進むとここにもテーブル席がありました。
更に一番奥には、おそらく登録や予約をした人だけが使えるスペースも。
とにかく、一人で来てもグループで来ても、人数に合った席が用意されていました。
館内はもちろん静かで、とても良い環境の中、勉強や仕事が捗りそうです。
バンコクの図書館 Prince Vivadhanajaya Library 1階カフェスペース
タイ国立銀行学習センター内には、図書館以外に、1階にカフェスペースがありました。
図書館が2階なので、一つ下のフロアです。
こちらがカフェスペースの「A CUP COFFEE」。
タイのバリスタチャンピオン、ProJoeさんという方がプロデュースしてるカフェのようです。
メニューはコーヒー以外にもお茶系、モクテルなどもあり、価格は大体100B以下とリーズナブルでした。
マフィンやケーキなどもあるようですが、この日は日曜日で売り切れたのか、ショーケースは空でした。
ちなみに、周辺にはあまり何もないので、腹ごしらえしてから来た方がいいですよ。
席は、カウンター席と、テーブル席が豊富にあり、コンセントも充実しています。
カフェからもラマ8世橋が眺められ、いい雰囲気です。
A CUP COFFEE 基本情報
場所
Bank of Thailand learning cemter内1F
電話
088-681-2020
営業時間
6:00-18:00
※Facebookには、土日は休みと記載がありましたが、日曜日に行った時は営業していました。要確認。
Web サイト
https://www.facebook.com/acupbot/
バンコクの図書館 Prince Vivadhanajaya Library その他のスペース
1階はカフェスペースの他、丸型のソファー席などがあるエリアがあり、広々した開放的な雰囲気、本当に席は豊富にあります。
本屋さんや、グッズショップなどもあり、そちらにも席が用意されていました。
アートスペースも。この時は風景画が展示されていました。
その他、お金の管理方法を学んで、目的地に旅行するための経済力を構築するシュミレーターシステム、BOTマネーターミナルなどもありました。
また、私たちは行きませんでしたが、国の経済金融を学ぶミュージアムもあり、タイ国家中央銀行としての機能が紹介されているようです。
バンコクの図書館 Prince Vivadhanajaya Library まとめ
この図書館の魅力は、なんといってもリバービュー、広々した開放的な雰囲気がとても良いところと、席の種類が豊富、という点です。
みなさん、読書するというより、勉強や仕事をするスペースとして活用している印象で、集中して作業ができる環境が整っています。
図書館内は静かなので、集中できる作業スペース、カフェではリラックスしながら作業ができるエリアとして、その時の気分に合わせて選べるのもいいと思いました。
この施設が無料で誰でも利用できるのはありがたいです。
ぜひみなさんも、機会があれば利用してみてくださいね。
バンコクの図書館 Prince Vivadhanajaya Library 基本情報
住所
QF9X+46H, Wat Sam Phraya, Phra Nakhon, Bangkok 10300
電話
02-356-7766
営業時間
9:30-20:00
※月曜日定休
Webサイト