マンゴーの旬の季節が到来しました。
旬の時期はマンゴーの甘みが一番増すといわれ、ジューシーでとっても美味しい時期。
この季節は、タイ語でも別名「หน้ามะม่วง(ナーマムアン)マンゴーの季節」と呼ばれていて、市場やスーパー、道端など様々な場所でマンゴーが売られています。
「どの種類のマンゴーを買っていいかわからない」
「どの品種がおすすめ?」
「味の特徴は?」
タイにはたくさんの種類のマンゴーがありすぎて、どれを買っていいか迷いますよね。
そこで、タイ在住者の私が、タイに訪れたら絶対に食べてもらいたいマンゴーの品種3選をお届けします!
マンゴーの種類
マンゴーの品種はタイに限らず世界中でなんと200種類以上あるといわれています。
タイのマンゴーの人気品種「ナーム・ドクマーイ」ををはじめ、オクロンやマハーチャノックなど、3月から4月になると、様々な品種のマンゴーが市場やスーパーなどに並びます。
マンゴーの価格はその品種や購入する場所にによって違いますが、ローカルのスーパーであれば大体1Kg25バーツ前後〜70バーツ前後くらいです。
タイのマンゴー 旬の時期
タイではマンゴーは一年中出回っていて、スーパーや市場で簡単に購入できます。
ですが、一番の旬は3月頃〜5月頃。
この時期のマンゴーは、最も芳醇な香りと甘みを楽しむことができる時です。
ぜひ、この時期のタイのマンゴーを味わいましょう!
タイのマンゴー おすすめの品種3選!
さて、ここからはタイ在住の私がおすすめする、タイのマンゴーの種類3選をお届けします。
どのマンゴーもスーパーや市場などで、簡単に手に入る品種を選びましたので、ぜひ参考にしてください。
1.ゲーオカミン(แก้วขมิ้น)
タイのおすすめのマンゴー1つ目は「ゲーオカミン(แก้วขมิ้น)」。
ゲーオカミンの原産国はタイのお隣の国カンボジアです。
もともとあるタイ産マンゴー「ゲーオ」とよく似ていますが、ゲーオより実が大きく、その分果肉も肉厚です。
ゲーオカミンの特徴
ゲーオカミンの特徴は、果肉がターメリックのようにオレンジに近い黄色、という点。
それもそのはず、タイ語でターメリックは「カミン」と呼び、そのまま品種名に使われています。
また、皮が緑色のままでも果肉は黄色です。
この写真の、市場で購入したゲーオカミンに関しては、皮が黄色になっている部分より緑色になている部分の方が熟していました。
ゲーオカミンの食べ方
タイ人の間ではゲーオカミンがまだ熟す前に、薄くスライスし、ナンプラーワーンにディップして食べるのが人気の食べ方。
ナンプラーワーンは、ナンプラーにエシャロット、唐辛子、カピ(タイの海老味噌)、干しエビを混ぜて作ったソースです。
熟す前のゲーオカミンは甘さとほんの少し酸味があります。
完熟のゲーオカミンは香りがとても良く、甘さもあり、とても美味しいですが、完熟一歩手前(触って少し実が柔らかくなってきたかな?程度)に食べると、1番糖度が高く甘いと感じます。
ゲーオカミンの価格
大体、スーパーや市場で1Kg20バーツ〜30バーツ前後と、他のマンゴーの品種と比べても安いのが特徴です。
ちなみに私は市場で1Kg 25バーツで購入、大きめのものを2つ選んで35バーツでした。
2.ナームドクマーイ(น้ำดอกไม้)
タイのマンゴーおすすめの種類2つ目は、タイで1番有名な品種「ナームドクマーイ」です。
タイのマンゴーといえばナームドクマーイ!という人がほとんどだと思います。
ナームドクマーイは、糖度がトップクラスの最高級品種のマンゴーです。
ナームドクマーイの特徴
ナームドクマイは、花の雫のような形でレモン色、酸味はほとんどなく、とろけるような滑らかさと甘みが特徴です。
ナームドクマーイの中でも、種類が分かれており、その中でも人気を誇るのはナームドクマーイ4号とナームドクマーイ・シートーンの2種です。
ナームドクマーイの食べ方
もちろん、そのままで食べても美味しいナームドクマーイですが、その他にも、タイで人気のスイーツ、カオニャオ・マムアン(コンデンスミルクがかかった餅米とマンゴーのデザート)も、このナームドクマーイを使用しています。
上の画像はタイのローカルスーパー、BigCのマンゴー売り場。
ナームドクマーイのカゴには、カオニャオ・マムアンのセットも販売されています。
ナームドクマーイの価格
ナームドクマーイは市場やスーパーで大体1Kg60バーツ〜70バーツ前後。
私が今回購入したBigCでは1Kg62バーツでした。
別名「花の雫」とも呼ばれるナームドクマーイ。タイに訪れたら必ず食べてほしいおすすめのマンゴーです。
3.キアオサウォーイ(เขียวเสวย)
タイのマンゴーおすすめの品種3つ目は「キアオサウォーイ」。
個人的に1番大好き&イチオシしたいマンゴーの種類です。
キアオサウォーイは、「タイのマンゴーの女王」とも呼ばれるグリーンマンゴーの代表格。
キアオサウォーイは、1932年、ナコンパトムの庭師が誤って栽培したものが新種として出回りました。
キアオサウォーイの特徴
キアオサウォーイの特徴は、緑色の皮と楕円形で平たい形状。特にこのキアオサウォーイは他のものより細長いです。
果肉は白っぽく、熟す前は酸味があります。
キアオサウォーイの食べ方
タイ人の間では、熟す前のキアオサウォーイをカピ(タイのエビ味噌)と一緒に食べる食べ方が人気です。
ですが、何もつけずに食べてもすごく美味しい。
キアオサウォーイの何がイチオシかというと、香りがとってもフルーティー!
これは他のマンゴーにはない特徴的なフルーティないい香りがします。
完熟前に食べても美味しいのですが、私のイチオシは、完熟一歩手前、触ると少し柔らかくなってきたときの状態。
タイ語ではこの完熟一歩手前の状態をマムアン・マンと呼びます。
このマムアン・マン状態のキアオサウォーイの美味しさっていったら・・・言葉に表現できません。
キアオサウォーイの価格
キアオサウォーイは、市場やスーパーなどでは60バーツ前後くらいで売られていて、ナームドクマーイと同じくらいの価格帯です。
まとめ
タイのマンゴー、おすすめの種類3選をご紹介しました。
上の画像は、左からゲーオカミン、ナームドクマーイ、キアオサウォーイを並べてみました。
今回ご紹介したこの3種類のマンゴーは、市場やスーパーなどで簡単に手に入る種類です。
日本で食べるよりもだいぶ手頃で、新鮮なマンゴーが食べられますので、ぜひこの記事を参考に、この3種類は必須!で食べてみてくださいね。
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