猫のように暮らしタイ

タイでの「暮らしを愉しむ」ささやかな私の日常を猫のように気ままに綴っていきます。

故プミポン前国王火葬式 献花へ行ってきました。

2017年10月26日。昨日はプミポン前国王の火葬式でした。

一般企業は休み、デパートやスーパー、セブンなどなど、お店も閉まって静まり返った1日でした。

これはペップリー通り。いつもは渋滞していますが昨日は空いていました。こんな事はまずありません。

昨日は色々なお寺や会場で献花できたのですが、Oちゃんがどうしてもサナームルアン(王宮前広場)まで行きたい、プミポン国王の近くで献花したい。と言うので二人でサナームルアンへ行ってきました。

 

わたし達はアヌサワリーまで車、その後王宮近くまでいける503番のバスに乗り、そこから更に近くまで行ける無料のモーターサイ(ボランティアで)で移動しました。
思っていたほど渋滞はなかったし、行きのバスの乗客はわたし達だけでした。

わたしはドレスコードとされている丈長めの黒いスカートを持っていなかったので、アヌサワリーで購入しました。その他、黒いジャケットと靴も揃えましたが合計600バーツ程でした。衣料品は驚くほど安いタイランド

着くと予想通りたくさんの人です。

でも、渋滞するのを見込んでしっかり交通整備されていて、人でごった返して大変だ!なんてことはなかったです。
これもプミポン国王を愛するタイ国民のボランティアの人たちによる力が大きかったと思う。やっぱりすごいな、プミポン国王

サナームルアン近くの、ワット・ベンチャマボピットというお寺で献花する人たちの列に並びました。
お寺の外にまで長蛇の列です。

夕方6時から並び始めて3時間ちょっと。やっとお寺の門まできました!
並んでいる間もボランティアの人たちが頻繁にお水や軽食を配ってくれるので助かりました。

ここまで来ると、ドレスコードではない人は、レンタルの着替えがありますので着替えてください、と呼びかけがありました。
バッグは肩からかけるのはNG。左手で持ってくださいとの指示もありました。

お寺の敷地内に入るともうすぐ献花できます。
プミポン国王画が飾られていました。

献花用のお花。ドークマイチャンという造花です。お寺の中で配られます。
お花は右手で持つようにと指示がありました。

ちなみにタイ語で献花は、「ถวายดอกไม้จันทร์ タワーイ ドークマイチャン」 といいます。
※相手が一般人の場合はถวาย(タワーイ)ではなく、วาง(ワーン)を使う。

献花の際は横一列に並び、一礼→献花→一礼 と横に並んだ人達と揃って行います。

記事にはしていませんでしたが、弔問もしに行っていて、その時は8時間、今回はここまで4時間弱かかりました。
たくさんの人がいるので、献花は一瞬で終わってしまいますが、それでもやはり、プミポン国王が荼毘に付される前に献花できて良かったです。

お寺で頂いた冊子です。
家に持ち帰り大事に保管しようと思います。

プミポン国王崩御から一年が経ちましたが、今もこれからもずっと、プミポン国王がタイとタイ国民を愛したように、タイ国民そしてタイに住む外国人も含めてプミポン国王は一生みんなの心にありつづけるんだと思います。

そんなタイはやっぱり素敵な国だな、と思いました。

葬儀スケジュールの載っているタイ国政府観光庁のサイトを貼っておきます。

タイ国政府観光庁・葬儀スケジュール