猫のように暮らしタイ

タイでの「暮らしを愉しむ」ささやかな私の日常を猫のように気ままに綴っていきます。

犬に噛まれたミミ

日曜日の朝7時。

ミミを散歩させようと、ムーバーン(タイの集合住宅的なもので、入り口のゲートに警備員がいて、敷地内には公園や売店等もある)内を歩いていました。

ムーバーンのゲートを出ると、野良犬がたくさんいて、敷地内に入らないよう、警備員さんがしっかり管理してくれているようです。

なので安心しきって散歩させていたら、売店の横のドリンク屋さんの小型犬2匹が、散歩中のミミめがけて走ってきて、いきなり吠えて飛び掛ってきた・・・。

ミミも私も驚いて、ミミはヒンヒン泣いているのに一行に犬2匹は退散しようとせず、すぐに駆けつけてくれた警備員3人の人が、小型犬を手で叩いてミミから離そうとしても、またしつこく飛び掛ってきて、やっとミミを引っ張って逃れることができた。

本当に怖かった。

ミミは左耳を噛まれて血が出てしまった。ほかもお腹やら、足やらに噛み付いていたけど、血が出るほどでもなく、軽症で済んだ。

ムーバーン内にも犬を飼っている家は多く、放し飼いにしてたりします。だから放し飼いにしてる犬がいたら避けて通っていました。

売店隣のドリンク屋の犬は、その家の中で放し飼いにしていて、門からは出られないようにしていたみたいですが、店のオープン時は門も開けて放し飼いにしていたらしい。私はいつも朝6時半頃散歩していたので知らなかったけど、この日は7時頃だったので、すでに門を開け放ち、放し飼いにしていたらしい。かなりの距離があったのに、ミミを見つけて一目散にはしり、襲撃したのです。

家に帰って、Oちゃんに報告し、一緒にドリンク屋へ行って、狂犬病のワクチンはしているかとか聞きに行こうと思ったら、私が一緒にいったら、喧嘩になったら大変だから一人で行くと言い、行ってしまった。

まぁ、タイ人のことだからあやまってきたりしないんだろう、と思って待っていました。(タイ人は、自分の非を認めない人が多いです。ごめんなさい、を言わないタイ人。)

帰ってきたOちゃんに聞いたら、チャンピオン犬だから、ちゃんと狂犬病ワクチンはしているということ。知らない犬には吠えるから、連れてきて、犬同士顔見知りになったら吠えたりしない、とのこと。やっぱりあやまらないタイ人。っていうか、チャンピオン犬ってことは大会に出てるわけで、大会には、初めて会う犬がたくさん来てるのに噛まないのかよ。チャンピオン犬なはずが無い!あんな馬鹿犬!と思うわけです。吠えるならありだけど、噛み付くってどういうこと?そしてそんな危険な犬を放し飼いにしておくタイ人、ありえない。

でもここでは私はアウェーなわけです。日本の常識は一切通用しない。これがタイなんだと思って、本当に悔しいけど、自分が注意していなかったことがいけないと思うしかないんです。自分が日本にいるような感覚でいたのがいけないのです。ここはタイなんですから。

もう、ムーバーン内を散歩するのはやめます。トイレだけ家の近くでさせて引き返すしかない。

病院に行ったら、やはり噛まれたところが炎症していたようです。治療費1750バーツはあの犬の飼い主に請求しました。

タイは公園でも犬の散歩禁止が多い。でもうちはムーバーンだし、散歩できる!と思っていたけど、ダメですね。。。

駐在員さん向けのコンドミニアム内には、ドッグランやら散歩させることができる敷地があるようですが、現地採用者や、我が家のように旦那さんがタイ人となると、そおゆうコンドミニアムは家賃がとっても高く、住めないのです。道には野良犬もたくさんいるし、うかつに散歩はできません。

タイで犬を飼うのは、散歩できる環境が手軽にはないのでそれが最大の難点ですね。

かわいそうな思いをさせてしまったミミ。今度からは私ももっと気をつけなければ。