ワット・ドーンヤイは、パトゥムターニー県にある寺院で、バンコクからも1時間半ほど、日帰り観光としてもおすすめの寺院。
もともと、タイ人の間ではパトゥンターニー県の中でも有名な寺院ですが、本堂とは別のところに、パヤナーク(ナーガ)の長い橋が特徴的な参拝スポットを増設。
2025年4月現在ではまだ建設途中ですが、まるでパヤナークのアミューズメントスポットのような豪華な造りで、完成したら更に話題になること間違いなし!
今回は建設途中のパヤナーク橋を渡り、お参りしてきましたので、早速ご紹介していきます。
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ワット・ドーンヤイ 場所
ワット・ドーンヤイはバンコクと隣接したパトゥムターニー県に位置しています。
パトゥムターニー県といえば、タイ最大の遊園地ドリームワールドも有名。
パヤナークの参拝スポットは、このワット・ドーンヤイから出ているシャトルに乗っていけます。
ワット・ドーンヤイの様子
ワット・ドーンヤイには、本堂以外にも色々な参拝スポットがあり、地元の人たちや観光客で賑わっていました。
ワット・ドーンヤイで特徴的なのは、本堂が銀色だということ。
本堂の中に祀られている仏像も白で、連日参拝客が絶えません。
写真を撮り忘れてしまいましたが、こちらのワット・ドーンヤイのFace bookページで確認できます→Facebookページへ移動
本堂の隣には、色々な参拝スポットがあります。


左は金運の女神。ふくよかで体が金色、これは金運UPしそうです!
右は、曜日ごとの仏像が並んでいます。生まれた曜日の仏像に参拝しても、すべての仏像に参拝してもOK。
室内になっているところにも参拝所がありました。お参りをしてから金箔を仏像に貼り付けます。
一際目立つのはタイでは人気のターオウェースワン(ท้าวเวสสุวรรณ)、毘沙門天。
タイでは、仏陀を守る守護神の役目のほか、災いを回避できたり、金運UPにもご利益があるとされています。
ターオウェースワンには赤い薔薇を備えるのが一般的なので、赤い花輪と果物などのお供えセットが販売されていました。また、ターウェースワンには、お線香と薔薇を9本づつお供えするなど、他の神様とは違う方法でお参りするのも特徴的。
画像の一番左が一番大きくグレードの高いお供えセット。
ชุดบูชาท้าวเวสสุวรรณ
เศรษฐีใหญ่
๒00บาท
左下の立札には、「ターオウェースワンのお供えセット。大富豪(グレードが書かれている)。200バーツ」と記載されています。グレードにより、価格が違います。
パヤナーク(ナーガ)の参拝スポット
パヤナークは蛇神で、タイの伝説では仏陀が悟りを開いた際に、雨を避けるために、傘のようになって仏陀を守ったとされています。
また、出家したかったパヤナークは、人間の姿になり僧侶となりますが、寝ている間に元の姿に戻ってしまい、他の僧侶にバレてそのまま仏道を歩めなくなってしまったとされています。
タイでは仏法の守護神とされ、様々な寺院でパヤナーク像の姿を目にすることができます。
タイの仏教の世界では脇役的な存在ですが、そのパヤナークが主役となった参拝スポットがワット・ドーンヤイにあります。


ソンテウみたいな乗り物があるので、これでパヤナークの参拝スポットへ行けます。
1、2分くらいで到着します。
これがパヤナークの橋の入り口。かなり迫力があります!
まだ建設途中ではありますが、完成したらすごいことになりそう。
タイの仏教芸術はすごいですよねー。デザイン、彫刻、建設と本当に細かい作業が必要だと思います。


橋を渡る前に参拝スポットがあるのでお参りをしました。
パヤナークの形をしているお供えの飾り、、、これも手作りですごい。。。
タイ人は創造性が豊かだなぁ、自由で気ままな国民性だからこそ想像力も豊かになるんだろうなと思います。
お線香なども用意されているので、ここでお参りできます。
さて、いよいよパヤナーク橋を渡ります。
渡ったところには、仏陀を守るパヤナーク像。
パヤナークは頭の数が多いものの方がグレードが高いといわれています。こちらは7つの頭、そして両サイドにも2頭のパヤナーク。
更に進んでいきます。
周囲はパヤナークの像だらけで、まるでアミューズメントパークのようです!
こちらが終着点。巨大な仏像の横にはしっかりパヤナーク2頭。
横から撮影してもとにかくパヤナーク!この彫刻、本当に細かくてすごいです。
一番奥には柱にたくさんのカラフルなリボンが巻き付けられています。
これもタイの開運に良いとされる仏教儀式です。
私たちも早速、参加してみました。


こちらで生まれた曜日の色のリボンをもらい、名前と生年月日を記入します。
私は月曜日生まれなので黄色。
このリボンの寄付ボックスがありましたので、寄付しました。(もちろん金額は自由)
この柱にリボンを巻き付けていきます。天井には曼荼羅が描かれていて、壁にはバーリー・サンスクリット語?が書かれていました。
まだまだパヤナークは増えていく予定みたいです。
これは完成したらもっとすごそう、話題になることは間違いないと思います。
他を探しても、これだけパヤナークがいる寺院ってないんじゃないかな。
完成が楽しみです!
まとめ
まだ未完成とはいえ、本当にすごかった。
これは実際に訪問して、見る価値&参拝する価値ありだと思います。
今回もタイの仏教芸術の凄さに圧倒されました。
バンコクからも日帰り観光できる距離ですので、お車でぜひ訪問してみてください!
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ワット・ドーンヤイ 基本情報
所在地
58 ลำลูกกา 9 Lam Luk Ka Rd, Tambon Lam Luk Ka, Lam Luk Ka District, Pathum Thani 12150
参拝時間
7:00-22:00
(パヤナーク参拝所も22:00まで開いているかは不明)