先日、日本の運転免許証を使って、バンコクのバンチャーク陸運局でタイの運転免許証を取得しました。
正しくは、もう10年くらい前に有効期限が切れたタイの運転免許証を更新した?という方が正しいのかもしれません。
ですが、必要書類や手続きの大まかな流れに関しては、日本の有効な運転免許証を使ってタイの運転免許証を取得する時とほぼ変わりません。
日本の有効な運転免許証か、国際運転免許証があれば、筆記試験と実技試験は免除され、講習を受けるだけでタイの運転免許証が取得可能です。
- タイの運転免許証取得|バンチャーク陸運局で日程を予約する
- タイの運転免許証取得|必要書類
- タイの運転免許証取得|健康診断書をクリニックで取得
- タイの運転免許証取得|在タイ日本大使館で在留届出済証明と自動車運転免許証抜粋証明を発行してもらう
- タイの運転免許証取得|バンチャーク陸運局での当日の流れ
- まとめ
タイの運転免許証取得|バンチャーク陸運局で日程を予約する
まずは、バンチャーク陸運局でタイの運転免許証取得のための日程を予約しました。
身分証明書としてパスポートが必要です。
バンチャーク陸運局は、BTSバンチャーク駅から徒歩で10分弱。
アプリやウェブサイトでも予約できるようですが、私は少し異例なケースなので、直接窓口に行った方が確実だと思い、窓口にて予約をしました。
こちらが、バンチャーク陸運局の外観です。入るとインフォメーションがあります。
インフォメーションで、運転免許証取得の日程を予約したいことを伝えると、窓口を指定されたので、そこで予約を行いました。
たくさんの番号が振られた窓口があります。
12月17日に予約しに行き、予約が取れたのは約1ヶ月後の1月22日でした。
アプリなどで予約すると、もっと時間がかかるとの情報も目にしたので、もしかしたら直接窓口で予約した方が、より早い日程で予約できるのかもしれません。
窓口での予約時には、先述したように、身分証明としてパスポートが必要でした。
(私はパスポートは持参してなかったので、有効期限切れのタイの免許証を提示しましたがOKでした。)
予約時に渡されたカードは下記です。
必要書類や当日の時間、受付窓口などが記載されています。
【バンチャーク陸運局】
営業時間:平日7:30-16:30(Web上では16:30となっていましたが、15:30のような気がします。不明なので、気になる方はご自身で直接コールセンターにご確認ください。)
コールセンター:1584
Webサイト:กรมการขนส่งทางบก
Webサイト予約画面:https://gecc.dlt.go.th/dltsmartqueue/main
タイの運転免許証取得|必要書類
日本の有効な運転免許証を使って、タイの運転免許証を取得するために、事前に準備しておく必要書類は下記です。
-
パスポート原本と顔写真&ビザページのコピー(ビザ満了日まで残り15日以上あること)
-
健康診断書(1ヶ月以内に発行されたもの)
-
住所が証明できる、日本大使館発行の在留届出済証明もしくは、イミグレーション発行の居住証明書。(30日以内に発行されたもの)
-
日本の運転免許証の原本&コピーと、日本大使館発行の自動車運転免許証抜粋証明
-
発行手数料 505バーツ。
もし、国際運転免許証があれば、4.の代わりになります。
コピーは、バンチャーク陸運局の敷地内にオープンエアーのフードコートがあって、そこでコピーできます。
また、これは2025年1月現在の必要書類です。変更する可能性もあります。
タイの運転免許証取得|健康診断書をクリニックで取得
私は、いろんなブログで紹介されていた、バンチャーク駅の近くにあるローカルクリニックで健康診断書を取得しました。パスポートが必要。
地図はこちら。
ドライバーズライセンスとだけ伝えればOK。スタッフの方に体重と身長を聞かれ、血圧測定(自分で測定w)するだけで、運転免許証で必要な健康診断書を発行してくれます。
発行手数料は確か100バーツくらい。順番待ちの人がいなかったので、所要時間は5分程度。
先述しましたが、健康診断書は1ヶ月以内に発行されたもののみ有効です。
タイの運転免許証取得|在タイ日本大使館で在留届出済証明と自動車運転免許証抜粋証明を発行してもらう
オンライン申請
まずは在タイ日本大使館に在留届出済証明と自動車運転免許証抜粋証明を発行してもらうために、オンライン申請をします。(直接、日本大使館領事部の窓口でも申請可能ですが、受け取りは後日になるため、オンライン申請がおすすめです。)
まだ在留届を提出していない方や変更なども、オンラインで手続き可能。
下記が在タイ日本大使館でのオンライン申請のページ。
外務省のORRネットというシステムを通して、オンライン申請が可能です。
この2種類の証明書の申請をする際、根拠資料としてパスポートや日本の運転免許証、住所立証書類が必要になります。
住所立証書類に関しては、私は確かLAZADAとかの箱に貼ってあった伝票か、自分宛の手紙かをアップロードしたかと思います。
申請が終わると、大使館から1時間もしないうちに、オンライン申請受付メールが来ました。
そして約3時間後に、審査完了のメールが届きました。
審査完了後は、申請先の大使館へ原本を受け取りに行きます。
審査完了メールにも詳細が記載されていますが、オンライン申請時にアップロードした根拠資料は、原本を持って行く必要がありますので、お忘れなく。
それぞれ、一部につき530バーツの手数料がかかりました。
先述しましたが、30日以内に発行されたもののみ有効です。
タイの運転免許証取得|バンチャーク陸運局での当日の流れ
当日は、タンクトップやハーフパンツなど、露出が多い服装はNGです。
きちんとした格好でいきましょう。
朝7:30 インフォメーション③窓口へ
当日の朝7:30、必要書類を持って、バンチャーク陸運局1Fのインフォメーション③窓口へ。
そのあとはスタッフさんの指示された通りに、行動していけばOK。
確かこのあと、何番かの窓口で書類のチェックか何かしたと思います。
その後は同じ1Fで適正検査をします。
適正検査
適性検査は下記の3種類
- 深視力検査 2本の棒を平行に揃える遠近感覚の検査
- 反射神経検査 赤いランプになったらすぐにアクセルからブレーキに踏みかえる検査。
- 色覚検査 点灯する赤黄緑(タイでは青ではなく緑!)のランプを答える検査
5時間の講習を受ける
このあと、確か3Fに移動して、筆記試験会場で講習の出席確認のためにサインをし、向かいの部屋で講習を5時間受けました。。。
5時間・・・これがあるから本当に当日まで気が重かったですが、実際は、9時からビデオ(タイ語で英語字幕あり)講習が始まり、11:30で一旦終わって、その後お昼休憩、再度13:00(この時にも出席確認あり!)から確か14:30頃までビデオ講習をしたので、実際は約4時間でしたね。
トイレは同じ階にあるので、講習中、もちろん自由にいけます。防寒着必須。
ぶっ続けではないので、そこまで長くは感じなかった。
お昼は、外にあるフードコートで済ませました。カフェもあり。
他の方のブログを見ると、eラーニングでのビデオ講習ができたり、時間も1時間だけとか色んな情報を見かけましたが、私は5時間のビデオ講習!
もし、日本の有効な運転免許証がない方は、この後に筆記試験(バンチャーク陸運局の筆記試験はタイ語か英語のみ。前回、チャトチャック陸運局でバイク免許取得のため、筆記試験をしたときは日本語もありましたが、現在は不明。筆記試験といっても、コンピューターを使っての選択肢問題)をし、受かれば別日に実技試験になる流れです。
写真撮影&手数料を支払い運転免許証を受け取る
講習後は1Fへ戻り写真撮影後、手数料505バーツを支払い、運転免許証を受け取って終了!
新規取得の場合は、テンポラリーの免許証となるので、有効期限は2年間ですが、私は期限がだいぶ過ぎた免許証ではあるものの、ここでは更新扱いで5年間有効の通常の運転免許証を取得できました。
朝の7:30から始まり、終わったのは15時くらい。本当にこの日は疲れた!
まとめ
タイの運転免許証は忘れずに更新しましょう!
じゃないと私のように、無駄な費用が発生してしまいます。
次回はちゃんと、更新します!