サナーム・ルアン(王宮前広場)で公開されている仏牙舎利のパビリオン。
タイ国王の72歳の誕生日と、2025年のタイと中国国交樹立50周年を祝して、北京の仏教寺院で所蔵されているお釈迦様の歯とされるものが、タイへ送られ、王宮前広場の特設パビリオンで公開されています。
国王の72歳のお誕生日ということにちなんで、2024年12月4日〜2025年2月14日までの72日間、サナーム・ルアンで公開されています。
サナーム・ルアン(王宮前広場)場所
サナーム・ルアンまではチャオプラヤー川ボートで行く場合はター・プラチャンから、もしくは王宮広場前で停まる路線バスもあるので、Googleマップなどを利用して出発地から何番のバスに乗れば最適かを調べてみてくださいね。
私たちはバイクで行きましたが、広めの駐車場もありました。
仏牙舎利パビリオンの様子
まず入場時には、IDカードの提示が必要、パスポートを持って行きました。
所持品のX線検査もあります。
入場前には椅子が用意された待機場があり、そこで座って待機、案内係の人の誘導で入場できます。
私たちは日曜日の夕方17時ごろに着きましたが、待ったのは5分くらいでスムーズに入場できました。開催期間が2ヶ月以上と長いので、そこまで混み合うこともないのかも知れません。
入り口ではお供え用の蓮の花とパンフレットをいただきました。
こちら案内板。仏牙舎利は中央に祀られており、そのほか、これから紹介する展示もありました。
綺麗なお花畑。タイは庭園を作るプロですよね!
奥に仏牙舎利が見えます。
ワチラロンコン国王をお祝いする展示。
タイでは、60歳以降12年ごとに長寿をお祝いする伝統があり、2024年で国王は72歳、今年はまさにその年にあたります。
中国とタイの国交50周年を記念する展示。
フレームの中は映像になっているのでその都度変わります。
今回のお釈迦さまの仏歯は、北京の霊光寺所蔵のものがタイへ運ばれ、タイのペートンタン首相が主宰の安置式が行われました。
仏歯が安置されたパビリオン。
このパビリオンは、タイと中国の芸術的要素をミックスしてデザインされたそうです。
仏牙舎利はとても貴重なものだそうで、「歯」は「言葉」の源であり、お釈迦様の教えの象徴を現すとされています。
入り口で受け取った蓮の花を挟んで手を合わせ、仏牙舎利の周りを3周します。
先ほど入り口でいただいた、パンフレット裏には、真言が書かれていますので、タイ語が読める方は、真言を唱えながら3周するとよりいいと思います。
3周終えたら、献花台へ蓮の花をお供えします。
イルミネーションも公開されていて、とっても綺麗でした!
かわいいですよね。みなさん写真撮影していました。
まとめ
ほぼタイ人しかいないと思われた仏牙舎利の展示会。
タイの文化に興味がある方には特におすすめです。
こういった、タイ人しかあまり興味がなさそうな展示などに来ると、よりタイ人やタイの文化が知れるきっかけになると思います。
ちなみに、通りを挟んだ向かい側で屋台ゾーンがあったので、そこで何か買って食べれます。
そんなに大きなマーケットではないけれど、こちらには観光客もたくさんいて賑わっていましたよ。
仏牙舎利の公開は2025年2月14日までですので、ぜひみなさんもこの機会に足を運んでみてください!